凄いおしゃべりインコ発見!2012/03/08 00:10

なんとなくインコをネットで検索していたら、凄い動画を見つけてしまいました!
YouTubeに投稿されているのですが、
セキセイインコのピーポちゃんが、一人二役で電話の会話をしているのです!
驚愕のうまさ。
http://www.youtube.com/watch?v=GkiG0Rd1inA&feature=relmfu

うまく検索できなかったら、YouTubeの中で「田中ピーポ」(pi - po)ちゃんで調べてみてください。

うちのインコたちは、どうもダメですが、レモンは「ピピよ~。」(Pipi-yo)だけ言えるようになりました。あとは、「いい子!」と言っているようないないような。(笑)

でも、おしゃべりしてもしなくても、かわいさには変わりません(笑)。

ピーポちゃん、長生きして、皆さんを楽しませてほしいですね。
こんな世の中ですが、小さな命に心がなごみます。

慶州の旅2012/03/11 22:33

春休みを取って、韓国へ行ってきました。 釜山(プサン)の往復ですが、メインは慶州(キョンジュ)です。
KTX(韓国の新幹線)でプサン~キョンジュは30分弱。昔は電車でも2時間ほどかかったそうで、大変な時間短縮です。料金も安く、日本円で1000円もかかりません。
慶州が初めてのSさんのためにも、代表的な世界遺産の仏国寺と石窟庵を再訪しました。私も、前回少しあわただしかったので、再訪でも楽しみました。
お金が貯まる?!という金のブタさんを触って、金運祈願。

それから今回のメイン、善徳(ソンドク)女王ツアーです!(笑)
移動中のタクシーはワイパーを使うほどの雨で焦りました・・・。(3人のうち一人しか傘を携帯せず・・・。)

まずは、お墓参りから。松林の中にひっそりと、陵墓があります。
タクシーなので、随分と奥まで入ってくれました。
分岐ごとに標識があり、徒歩でしか入れない部分になると、足もとが木の通路もあって、ここまでくれば迷いません。

松林の中を登っていくと、石積みの広場の中央にお墓があります。

シンプルな造りですが威厳を感じるお墓です。(ちなみに、ドラマ「善徳女王」の中で出てくるのも本物ですが、大きな墓碑銘は偽物です。)

ここで雨が上がり、青空が覗きました。

次は、彼女が建造を命じたという、チョムソンデ(瞻星台)。思ったより小さいですが、間近で見ると立派な建物です。天文台とも言われていますが、
使われている石の数が361個半で、陰暦の1年を表しており、真ん中の「窓」の上段が12段、下段が12段で、1年12ヶ月と24節気を表していると言われているそうです。


また、窓の下は、石の1つ1つが煉瓦のように四角いですが、上は綺麗に曲線を描いており、デザインもなかなか繊細だと感じました。

僅かな入場料を惜しんで、柵の外から見るだけでは勿体ない!
是非近くからその見事な構造を実感して欲しいと思います。

もう少し時間があれば、ここから「鶏林(ケイリン)」、「半月城」など、古(いにしえ)の新羅を偲ぶ史跡にも足を延ばしてみたいものです。

ここからすぐ裏手の古墳群に向かいます。大きな円墳が多数並んだ姿は壮観で、この中の被葬者が不明の「天馬塚」が内部を公開しています。
ここで出土した金の王冠やベルトなどのレプリカも中に展示されており、ドラマの中で女王が身に付けた王冠やベルトも、このデザインを模しています。

最後は百済・高句麗を征服して三国統一をなした新羅の最大の功労者、金ゆ信(キム・ユシン)将軍のお墓です。(注:ユシンのユの字は文字化けするので、墓碑銘をご覧ください。)




石碑には「新羅太大角干金ゆ信墓」とありました。
これは、彼の死後、今までの最高位だった大角干よりさらに上位となるよう「太」を加えて最高位とし、贈ったそうです。

また、もう1本の石碑に「興武大王墓」の文字があって、いぶかしく思いましたが、やはり「興武大王」ものちに彼に贈られた名だそうです。
いかにその功績が大きかったかがよく分かりますね。
お墓を取り巻く礎石にはぐるっと十二支のレリーフが施されています。

これは龍(タツ)ですね。羊や猿などもなかなかかわいい顔でした。

善徳女王陵の参拝・拝観が無料である(建物や入口が無い)のに対し、こちらは有料で、かなり立派はお墓でしたが、この差は政治力の差によるものでしょうか。
とはいえ、どちらもとても印象に残るお墓でした。

ちなみに、善徳女王の次の次の王となる、武烈王(ムヨルワン=金春秋)のお墓も近くにあります。これまた立派だそうですが、次回のお楽しみということで、この日はここまで。

慶州も、仏国寺・石窟庵はかなり遠いので、バスを乗り継ぐと50分位かかるそうなので、貴重な時間短縮のため、移動には全てタクシーを乗り継ぎました。
それでも、貸し切りよりは安く上がりました。

最後は、ちょうど川を挟んで対岸が高速・市外バスターミナルだったので、橋を渡ってターミナルまで歩きました。
この日は高速バスを利用し、釜山のバスターミナルまで戻りましたが、1時間弱で、4500Wです。(400円弱)
そこから地下鉄で市内に戻り、繁華街で降りてお買いものと食事です。
詳細はまた日を改めて。

二日目は、ハイキングです!
つづく・・・

善徳女王 その22012/03/14 22:34

 ところで、今回の釜山・慶州旅行ではいくつかお目当ての物をゲットしてきました。
一番の買い物は、「善徳女王」のDVDセット[全62話]です。

これは案外楽に手に入りました。最初に訪ねたお店に置いてあったのです。
DVD1枚に3話ずつ、1ケースにそれが2枚で全23枚組ですが、意外とコンパクトで軽かったです。

値段は188,000W(約14000円)でした。 ただし、これは韓国版なので、ハングルです。(字幕は英語です。)
また、ご存じのようにDVDにはリージョンコードがあり、日本は2、韓国は3なので、DVDプレーヤーもそれに対応したものを用意する必要があります。

実は、この音楽もとても素晴らしいので、是非買うつもりでした。勿論、日本でも販売されていますが、韓国語版の方が写真が沢山載っているというのです。
現地の方がずっと値段も安いこともあり、CD(オリジナル・サウンド・トラック:OST)も買おうと思ったら、何と! 4軒回って、全て売り切れ。・・・がっかりです。

そこで、仕方なく帰国後、Amazonでわざわざ韓国語版を買いました。(2,500円) 歌詞は、ネットでハングルの訳を公開している人がいたので、それを見せて頂いて、大体の意味も分かりました。

ということで、まだまだ(ますます!?)善徳女王にど~っぷり浸かっています。

また、今回はせっかくなので、韓日、日韓辞書を買ってきました。
2冊で8000W[約6000円]です。
歌詞はこれを使って、ゆっくり訳してみようかなと思います。

トランクはずっしり重かったです(笑)。

慶州・南山のクモサン2012/03/19 00:20

慶州では地元のハイカーにも人気のクモサン(金鰲山:468m)まで登りました。随所に古い石仏があり、聖山でもあるそうです。
市内のあちこちに大きな円墳が見られ、とても歴史を感じる街です。

この山も1日で縦走するには結構大変だそうですが、独特の雰囲気があってとても素晴らしい山でした。次回は是非縦走したいものです。

<クリックすると画像が拡大します。>

登山口は三陵(サンヌン)です。円墳が三つ並んでいることからそう呼ばれます。広い駐車場と案内所、そして食堂などが並んでいます。
この日は高校生?の団体がバスを連ねて来ていてびっくりです。

道路の反対側が登山口です。



そして、こんなに大きな看板も。
このコース上の磨崖仏の前で重要シーンが撮影されたのです。

さて、登山口です。

すぐに三陵が見えます。


ここは、石仏が一番多いルートです。

少し線刻が薄れていますが、大きな仏様です。

更に進むとまた石仏への分岐があります。


コースはこんな感じです。

急に現れた階段を登ると、上禅庵(サンソンアン)が現れます。

上禅庵。お寺に見えましたが・・・。

左側が茶店?で、正面が庵です。

ここを上がってしばらく行くと、展望台に出ます。

その先は二股で、岩っぽいルートを行くと、お目当ての磨崖仏があんなところに・・・。 (画面右上。)
よく見れば、左下に上禅庵が見えます。拡大してご覧ください。

石仏のアップです。立派ですね。

山頂までは緩やかな道です。賑わっていますね。
クモサン山頂です。

山頂にあったマップです。
You are here. がここです。画面では、右斜め上のコースから登ってきたことになります。
北が上になっていないので、要注意です。


振り返ると、瑞牆山にイメージが似ていますね。
でも、危険個所はありません。

往路を戻ると、上禅庵の手前に、このような標識があって、ルートが閉鎖されていました。
この先に、例の磨崖仏がおわします・・・。

登山口から少し行ったところにあったマップです。

同じく、標識はしっかりしています。
拡大して見てください。
2.3KMというのはクモサン(金鰲峰:クモボンと表記。)で、1.3kmが上禅庵(サンソンアン)です。
ただし、英語表記に要注意です。ハングルから英語へは独特の表記法があり、実際の発音では「クモボン」ですが、語頭は全て有声音の表記になります。(Geumobong / G→Kに読み替えてください。)
他にも、読まないeが入ったりしますが、大体分かりますので、語の頭の発音だけ注意してください。
心配は要りません。

登山記録はHPでどうぞ。
http://www.ne.jp/asahi/piano/yama/Kumosan.html

韓国の山を行く前に調べつくすのには限界があります。しかし、歩いた方の記録を読んだり、国立公園についてはHPである程度は調べられます。
できる範囲で調べたら、あとは観光案内所がとても親切で、日本語も通じますから、前日に情報収集すれば万全です。

是非トライなさってください。

善徳女王 トリビア?2012/03/23 11:42

善徳女王の韓国版DVDを買ってきたのですが、これはハングル+英語字幕の版です。(字幕選択は、「ハングル字幕あり」、「字幕なし」、「英語字幕」の3つです。)
ポニーキャニオン発売の、日本版DVD「ノーカット完全版」のⅧ巻も持っていますので、それとの比較でのお話ですが、
一番気になるのは最終話と、57話のピダム&トンマンの関係で、何か「お宝」映像があるのでは?!ということでした。
結論から言うと、どうやらはっきりしたカット場面はなさそうでした。(ちょっと期待していただけにがっかり?!)

カット場面に期待したのは、日本版のDVDの箱の底の部分に、とても読めないような小さな字で(笑)、「BGMの差し替えと、韓国で放送時の場面の一部がカットされている」旨、明記されているからです。
ノーカット完全版とうたいながら、いかがなものか、と思っていました。

さて、韓国版を50話あたりから見ていて気付いたことは、まず、BGMが大きく異なることです。日本版でも、ハングル字幕版と日本語吹き替え版でBGMが異なりますが、初めて聞くオーケストラによる音楽が多用されています。
大体において、日本語版で、歌が使われている場面が、韓国版ではオケの曲になっていて、大分印象が異なります。

ちなみに、私が気になった、BGMとして入っている「エレキギターが入った、妙に明るい感じの男性の歌」は、どうやらオム・テオン氏(ユシン役)が歌っているようです。韓国で発売されたOST(オリジナル・サントラ版)の特別版?に入っている歌のようです。

それから、ボーナス版ですが、辞書を引きながら何とか判明したタイトルは、
1.俳優たちの最後の撮影現場
  (ソファ、チルスク、ソロン、ピダム、トンマン)
2.ミシルの最後の撮影現場
  (テレビ番組の取材版??)
3.イ・ヨウォン[トンマン]の・・・(ハングル解読できず・・・涙)
4. NG集
5.善徳女王スペシャル
以上です。

驚いたことに、4のNG集については、殆ど全てがYou Tubeに分割してアップされていました。 ただ、ちょっと確かめた範囲では、ここに入っていた未放映部分(年取ったユシンとコド、イムジョン、その他ファランが登場。)はネット上にはアップされていない模様です。
この場面、結構長いのですが、小道具の扱いでNGが出たため、ここに収録されているようです。残念ながらまだイロハのイも分からない私の韓国語レベルでは内容不明ですが、
・ユシンがお爺さんになっている[=最終話と同じ扮装]
・軍のテント内で、相手の将軍と対話(対決)している   
こととストーリーの展開から見て、おそらく「百済を降伏させた」事実の説明だろうと思われます。(ひょっとして「同盟」がどうのこうの、と言っていたかも・・・)

ちょっと知りたかった場面もありました。それは「スペシャル」の方に収められており、画面上部に「62話[最終話]未放送場面」としっかり書いてありました。(ただしハングルで!)
それは、チュンチュとトンマンのシーンで、ラスト直前にアルチョンを呼んで上大等に任命していますが、そのあと辺りに入る予定だったのではないかと思われます。
ベッドの上のトンマンが、チュンチュに話しかけています。どうやら「次の王様は(史実通りに)別の女性に譲り、お前はそのあとで、・・・」とか何とか伝えているようです。(どなたかのブログにその場面の説明がありました。)
で、それは遺志?であり、王命である、と言っているようです。
それを聞いたチュンチュは最後に椅子から立ち上がって「お受けします」と言っています。(アルチョンと同じ。)
このあと、例の崖の場面に行く様子が収められていますが、この場所が知りたいです! ちらっとカメラがその先や周囲を写すのですが、ひょっとしてやっぱり南山のどこかかな?と思いました。崖の先に、例の磨崖仏が見えたような??・・・

とにかく、You Tube 恐るべし、と思いました。(笑)

最後に、英語字幕についてですが、日本語版を(何度も)見て、話の展開が分かっているかたにのみお勧めします。(といっても買えるのは現地か、韓国物品販売のネット上のHPからのみですが。)
というのは、私が言うのもなんですが、誤訳のオンパレードで、さらに英語自体も随分間違っています。一番ひどいのは、主語まで間違っていることです。(複数個所。)

多分、英語圏でDVDを買ってまでこのドラマを見ようという人は多くないでしょうから、翻訳の予算が非常に低かったのではないかと思います。
勿論、文化・歴史の違いから、無理な部分も多々ありますが。
思わず、私が直してあげようか、と突っ込みを入れたくなりましたが、「毒をもった人間(チュンチュのセリフ)」や、「同じ船に載せる(ピダムを巻き込むこと)」など、どう訳すと一番しっくりくるかなあと思いながら見ていたら、やっぱりこれは簡単にはいかないなとつくづく思いました。

そんなことを考えながら、吹き替え・字幕からだけでも、長く密接な、韓国と日本の深い深い関係を痛感しました。日本語と韓国語、これだけ近い言葉はないでしょう。少なくとも私にとっては、漢文的に文字を連ねた場合はともかく、会話や文字を読み書きするという点では、韓国語(ハングル)ほど「楽な」外国語はありません。英語とついつい比較してしまいますが、まるで同じ国の離れた地方同士の「方言」のような近さです。当然といえば当然でしょうけれど・・・。
 せっかくの機会なので、4月からのNHKのテキストを定期購読することにしました。ラジオ・テレビで済む範囲でも、きっと随分と役に立つことでしょう。

さて、秋にはまた韓国へGo! (カジャ~!!)