高野山2026/08/31 11:24

8月中旬に高野山に行ってきました。

南海の高野山の割引切符(デジタル)がとても便利でした。
難波からの往復、高野山内でのバス2日間フリーパス、拝観割引もあります。




伊達政宗供養塔

豊臣家墓所

奥之院へ。

奥之院へは新しいものから歴史上の人物のものまで、びっしりと墓石や供養塔が並び、独特の雰囲気です。
苔むした、倒れそうな墓石など、昼間にこれほどの観光客が居なければ、ちょっと怖いはずですが、実際には外国人観光客も多く、不思議なテーマパークといった趣でした。

折角なので宿坊に泊まりました。
お風呂も広くて綺麗、上げ膳据え膳でお布団まで敷いて頂ける天国です(笑)。
夕食はもちろん、精進料理。


翌朝は任意参加の朝のお勤め(6:30~約30分時間)。
椅子席もあり、ほぼ全員(外国人の方も)参加されていました。
ご本尊の前で、お焼香をしながらお経を聞くのもよいものですね。


朝は、こんな感じ。
ランチは、高野山内で人気店のワンプレートの洋風精進料理?をおいしくいただきました。

さてさて。
勿論目的はお花。
苔むした奥之院への道をたどりながら物色。
最初に出会ったのが、トンボソウ。




余りの小ささに、目が留まった自分を褒めたい気分です。(笑)

アキチョウジ

それから、少し周辺部に出て目的の花を探します。
これまた最初に目についたのが、
ミヤマフタバラン。


本当に小さな地味な花です。

次に、これ。


屋久島姫アリドウシラン。

ヤマジオウ

さて、最大の目的はこちら。
もう終わりかけでしたが・・・


ツリシュスランです。
苔むした石塔などから文字通り垂れ下がります。

あっちこっち探し回って数か所見つけたのですが、なんと、灯台下暗しで、
見るだけなら奥之院の御廟の左右の高い石塔から、何本も垂れていました。(笑)

他にも可愛いお花は一杯。

ミズタビラコ

白花の、ヌスビトハギ。

2日間の滞在を楽しんだ高野山でしたが、帰りの大阪で、夕食代わりのお弁当を探すキーワードが、『お肉が食べたい!』だったのはナイショです。

八方尾根 花の旅 その32026/08/01 15:55

★お詫び:
編集の都合上順不同になってしまいました。 
お手数ですが 「その1」からお読みくださいませ。すみません。★ 

最終日
唐松岳頂上山荘6:25~7:25丸山ケルン7:35~10:10八方池(大休止)~10:45八方池山荘

 最終日。どうにもお天気は回復しそうにありません。今日は降りるだけなので朝食は小屋で取ってからの下山です。
 外は雨こそ止んでいるものの相変わらず真っ白。楽しみにしていた剱岳も白馬三山も全く見えません。 時間的には十分余裕があるものの、相談の結果、行っても何も見えないし、山頂は諦めて、風がまた強くなる前に降りて花のトレイルをまた楽しもうということになりました。

 往路では暴風に苦労した難所も、風が弱ければ大したことはありません。
花にカメラを向けながら降りていきます。 そういえば、往路もほとんど陽が射さなかったので汗もかかず、強風のお陰?で涼しく歩けたのは幸いだったかもしれません。

 さて何かまた新しい花を見つけたいね、と話しつつ、相変わらずのガスの中、期待するのは・・・ 「ライ(チョウ)ちゃ~ん!出ておいで!」

 なんと!


よく見ると親子で、ヒナが3,4羽。 人を恐れず、近づいてきました。

 気をよくして歩き続けると、往路ではあんなに苦労した個所をあっという間に通り過ぎて拍子抜けするほどです。
 
強風で撮れなかった花を記録しつつ歩きます。

ヨツバシオガマ

イワオウギ

ちょっと気になる ハクサンサイコ

ムシトリスミレ


さて、私の好きな渋い花々が。

ホソバノキソチドリ

コバノトンボソウ

そしてお初の
ミヤマチドリ



よくっ見ると、お花の形がそれぞれ違います。
尻尾が跳ね上がっていたり、両手を上げていたり、頭を抱えているように見えたりしませんか?

(クリックで拡大します)

さて八方池が見えてきました。今日は池の傍まで降りてみましょう。

相変わらず山並みはすっきりとは見えませんが、ここまではハイカーや家族連れがたくさん! 
 湖面も波立っているので何も映りませんが、腰をお降ろして休みます。

タカネナデシコ

ミヤマタンポポ

そして咲き残っていたのは・・・

ユキワリソウです。良かった!会えました。

締めは「ザ・高山植物」 ゴゼンタチバナ です。

下山時にもやはり木道コースを歩きました。往路で見つけた花が見つからなかったり、視点が変わると異なる世界が見えるようです。

 予定の列車までは相当ありますが、とにかく下界に降りることにしてゴンドラ駅に向かいます。 最後まで大展望は望めませんでしたが、代わりのお花やライチョウなど、また来たい!と思う山旅になりました。

またタクシーを呼んで、駅に近い評判のよいという蕎麦屋さんで降ろしてもらい、おそばを食べて帰りました。

備忘録:確認できた開花していた花
今回の山旅で目にした花の名前を書いておきます。
自分で開花しているのを確認できたものだけにしました。
五十音順です。

ア行
アオノツガザクラ アヤメ  イブキジャコウソウ  イワオオギ  イワシモツケ  イワツメクサ  ウサギギク  ウメバチソウ  エゾシオガマ  エンレイソウ  オオコメツツジ  オオツガザクラ  オオバギボウシ  オオハナウド  オオヒョウタンボク  オトギリソウ  オニアザミ  オニシモツケ  オヤマソバ  オヤマボクチ  

カ行
カライトソウ  キヌガサソウ  キバナノカワラマツバ  キンコウカ クガイソウ  クルマユリ  クロトウヒレン  コイワカガミ  コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)    ゴゼンタチバナ  コバイケイソウ  コバノイチヤクソウ  コバノトンボソウ  

サ行
シモツケソウ  シロウマアサツキ  シロバナハナニガナ

タ行
タカネアオヤギソウ  タカネシュロソウ  タカネマツムシソウ  タカネヤハズハハコ  タカネヨモギ  タテヤマウツボグサ  タテヤマリンドウ  タニギキョウ  チャボゼキショウ(イワゼキショウの蛇紋岩型) チングルマ  

ナ行
ニッコウキスゲ  ネバリノギラン  ノギラン  

ハ行
バイケイソウ  ハクサンサイコ  ハクサンシャクナゲ  ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)   ハクサンチドリ  ハクサンフウロ  ハクサンタイゲキ  ハッポウアザミ   ハッポウタカネセンブリ  ハッポウウスユキソウ  ハナニガナ  ヒメクワガタ  ヒメイワショウブ  ベニバナイキゴ  ホソバノキソチドリ  ホツツジ  

マ行
マルバダケブキ  ミツバオウレン  ミヤマアズマギク  ミヤマウイキョウ  ミヤマカラマツ  ミヤマアキノキリンソウ ミヤマキンポウゲ  ミヤマコウゾリナ  ミヤマツボスミレ  ミヤマクワガタ  ミヤマシシウド ミヤマコゴメグサ ミヤマダイイコンソウ  ミヤマダイモンジソウ  ミヤマタンポポ  ミヤマトンボソウ  ミヤマホツツジ  ミヤマママコナ  ミヤマムラサキ  ミヤマリンドウ  ムシトリスミレ  モミジカラマツ

ヤ行
ヤナギラン  ヤマブキショウマ  ヤマハハコ  ヤマホタルブクロ  ユキワリソウ  ヨツバヒヨドリ  

ワ行
ワレモコウ

100種を超えました。

八方尾根 花の旅 その12026/07/31 21:59

今年の夏山は八方尾根~唐松岳。心行くまで花を楽しみたいので無理をせずに大名旅行です。
 今回の旅の友はいつものMお姉さまと同級生のJちゃん。頼もしいお二人です。

初日:朝 都内を出て、白馬まで行く「あずさ」に乗って、ゴンドラ・リフトを乗り継いで八方池山荘まで。歩くのも大変なのでゴンドラ駅まではタクシーを予約。

 ゴンドラ・リフトで一気に上がるのは楽でいいなと思いきや、豪雨や発雷で運行停止というリスクに直面。 猛暑と予報泣かせの天候のお陰で出発間際までハラハラドキドキ。 案の定、松本を過ぎて大糸線に入るとどんどん雲が厚くなり、とうとう降りだす雨。

  白馬駅着。かなりの雨です。リフトは運行していたものの、しっかり合羽の上下を着こんでゴンドラ~リフト。屋根がないリフトでは、吹き付ける風雨に顔も上げられず。Jちゃん曰く、「これは『滝行(たきぎょう)』だね!」

リフトの足元は既にお花畑。足にお花がぶつかります。びしょ濡れになりつつ何とか小屋に到着。 
小屋前には久しぶりに見るヤナギラン。


 受付を済ませていると、団体さんが。暴風雨のため唐松岳を諦めて引き返してきたとのこと。 しかし満室で宿泊は断られていました。確かにこの天候ではとても上まで行けそうにありません。

 部屋で まったりしていると、少し風雨も収まったようなので、小屋の周りの散策へ。
ガスが晴れません。

せり科は苦手ですが、オオハナウドでしょうか。


クガイソウ

 この辺りは蛇紋岩なので雨で滑ります。足元に十分注意しながらお花にカメラを向けていきます。
白いハクサンシャジンも。

しかし、また降りだした雨ですぐに小屋に戻ります。5人部屋に3人で快適です。 
  
 どうにも電波状態が悪く天気予報の確認もままならぬまま。(有料のWiFiはありますが。) 夕食タイムまで部屋でおしゃべり。

 ご飯は小盛り~大盛りのご飯を選べて、おかずはバイキング方式。
品数も多く、豚の角煮、海老カツ、肉団子、鶏の唐揚げ、インゲンの胡麻和えなどのほか、胡麻揚げ団子や漬物など豊富で、どれも美味しい!

 食後はすることもないので布団に入りますが、風雨は強まるばかり。寝ていても聞こえる台風並みの暴風雨に揺れる小屋。 明日は一体どうなるやら。
当初の計画では、小屋から尾根ルートで第2ケルンまで向かい、唐松岳頂上山荘泊りですが・・・。

八方尾根 花の旅 その22026/07/31 21:49

2日目
八方池山荘5:50~7:40第2ケルン~8:10八方池上部稜線8:20~10:20扇雪渓10:30~11:10丸山~ランチ~12:50唐松岳頂上山荘

暴風雨の夜が明け、雨は収まったものの外は強風。
いつもながら朝食はお弁当に変えてもらい、昨夜のうちに貰っています。お天気の様子を見つつ部屋で半分食べます。
 なんとも豪華なお弁当で、肉チマキ、ワカメおにぎりに、小さめのパックながなも中身がぎっしり二段詰めのおかず。(卵焼き、肉団子、焼き魚(ブリ)、エビ天ぷら、煮豆、春巻きなど。) これはとても一度には食べきれませんン。私たちはいつも残り半分をお昼に充当するのですが、半分でも豪華なお弁当です。

 当初予定の尾根ルートよりは暴風を少しでも避けられそうな木道ルートを行くことにします。


 早速たくさんのお花が迎えてくれます。うわあ!と歓声が上がるほどの数と量です。さすが八方尾根。
 
どこまでも続くシモツケソウの鮮やかなピンク。

とんでもない数のキンコウカ。

八方池までは観光客も歩くため、保護ロープと植物の案内板が多数。
雨に濡れるカライトソウ。


お目当てはこれ、ハッポウタカネセンブリ。
とても小さい花(1センチ未満)ですが、あちこちにあります。

これも紫が鮮やかな、タテヤマウツボグサ。

オニアザミ

ミヤマママコナ

イブキジャコウソウ

ミヤマアズマギクも雨に濡れてしょんぼりしています。

クロトウヒレン
蕾からは想像できない可愛いピンクの花が咲きます。

クルマユリ

ハクサンタイゲキ

タカネアオヤギソウ 地味ですがたくさんあって、よく見ると可愛いですよ。

エゾシオガマ

ウメバチソウ

そんなウメバチソウの群落に変わり種が!
先祖返りでしょうか?!
(クリックで拡大します)

イワシモツケ

ミツバオウレン

第2ケルンからは稜線歩きです。
八方池には寄らず、上から覗くのみ。
また植生が変わって、時折日が差すようになりました。

ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)

久々の青空!

コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)

コバイケイソウ

オヤマボクチ

ハクサンフウロ

元気なウサギギク

蕾ですが、チャボゼキショウ(イワゼキショウの蛇紋岩タイプ)
開くと赤い葯が可愛いのですが。

雪の残る場所も点在し、チングルマやコイワカガミ、アオノツガザクラなどの定番が咲き誇ります。

ミヤマリンドウ

タテヤマリンドウもありました。載せきれない種類の多さ!

ミヤマクワガタもありましたが、強風でピントが合わず。

なかなか白馬方面の稜線が拝めません。

風が強くなってきて、先を急ぎます。
帽子を押さえ、雨具の上をしっかり着てフードも被って砂礫地を歩きます。
だんだん風が強くなってきて心配です。

たくさんのタカネマツムシソウに励まされて歩きます。

そろそろ店じまい?のミヤマムラサキさん。

シロウマアサツキ


風に飛ばされないように慎重に歩きつつ、何とか樹林帯に入ります。
ちょっとホッとできますね。

コバノイチヤクソウ

ミヤマカラマツ

キヌガサソウ

ミヤマツボスミレ

ヒメイワショウブ

タカネヤハズハハコ (蕾)

ベニバナイチゴ

樹林帯を抜けるとまた雲の中。扇雪渓の縁を登っていきます。


とても小さな、ヒメクワガタ


日差しがまだあるものの、相変わらずの強風です。
そろそろおなかも空いたし、大休止は丸山をすぎてから。
残りのお弁当を何とか食べて、あとは小屋を目指すのみ。登山者も増えてきました。(追い抜かれるだけですが。)

どうやら一気に風も強まり暴風になってきたところで最大の難所を迎えます。

痩せ尾根の通過ですが、バーに捕まらないと吹き飛ばされそう!

遮るものが無い場所は暴風が吹き抜け、バランスを崩したら一気に滑落です。
風もふっと弱まる瞬間までは耐風姿勢で凌ぎ、弱まったら一気に通過します。
 こんな吹きさらしの痩せ尾根と岩場が数か所。
でもそんな所にもイワギキョウが励ましてくれます。


最後の力を振り絞り、体感15mの暴風を耐えきって何とか進むといきなり目の前に小屋が!! 
周囲は360度のガスで何も見えません。とりあえず吹き飛ばされそうな風を切って小屋に飛び込みます。
今夜のお宿、唐松岳頂上山荘です。12:50着。お疲れさまでした!

行動時間は7時間に及びましたが、特に八方池までjは大撮影会なのでコースタイムは参考にはならないですが・・・。

受付をすませ、指定された部屋へ。狭いのでザックは通路に。
乾燥室は無いようです。
上下に分かれた寝床は下段を希望。5人並んで寝られるところを最終的には4人で使えました。

荷物整理をして、2時に喫茶室が開くというのでそれまで待機。 
きれいな喫茶室でお二人はビールで、私は誕生日の前祝にお二人からご馳走になったコーヒーとお菓子で乾杯! 
特製のコーヒーカップでのドリップコーヒーは最高です。
本棚から八方尾根の花の本を選んで復習。

さて夕食は17時。
ご飯は八方池山荘と同じ方式で好きな分量のものを取り、おかずはテーブルに用意されています。お茶とみそ汁、ご飯はお替り自由。


することもないので早めに就寝。相変わらう暴風が聞こえて揺れるほどに外は大荒れ。果たして明日登頂できるでしょうか??

高尾 スミレ紀行2026/04/06 10:34

だいぶ暖かくなったので、スミレの定点観測に出かけました。お天気が変わりやすく、何とか晴れの予報で激混み?の週末に。
日影沢は車だらけ。早朝まで降ったので地面はドロドロ。
スミレは咲き始めていますが、曇天且つ湿気で靄っていて、まだお目覚めでは無い感じです。

少し山行間隔が開いたのと、花粉症対策のマスクで、なかなかに苦しいです。
ニリンソウの咲き残りやフタバアオイなど、常連さんに挨拶して歩き始めます。

ヤマルリソウ

期待したほどはまださいておらず、そのうちタカオスミレの群生地まで。
急に気温が上がって汗をかきます。

ヒカゲスミレ


タカオスミレ


コスミレ

ヒナスミレ

マルバスミレ

アカネスミレ

花の色は様々な ナカバノスミレサイシン

あちこち歩き回って最後は高尾病院の方に降り、ドロドロになった靴を洗って高尾山口駅に着きました。
まだまだこれから楽しめそうです。

ps.
この春、別の場所で違う時期に撮った画像も。

アオイスミレ


キクザキイチゲ

ハナネコノメ

シュンラン

ヒナスミレ

タチツボスミレ