夏のソウル その1 ― 2014/09/07 23:49
夏の終わりのソウルの風景
世界遺産 昌徳宮(チャンドックン)
後苑(秘苑)
ただし、予約制です。
ドラマでおなじみの池, 芙蓉池です。(チャングム、イサン、・・・。)
この池の後ろにある門と建物は・・・
魚水門の字は正祖(チョンジョ、イ=サン)の筆だそうです。
粛宗(スクチョン)が名付けた愛蓮池。
さらに奥にはこんな扇形の東屋など。
紅葉の頃が一番よいそうです。
全部見るには半日かかりです。
次は徳寿宮(トクスクン)
印象に残ったのは昔御堂。
ここでは唯一の二階建て。しかも、シックな木造建築です。
こんな小径も素敵です。
こんな西洋建物もあります。石造堂。
1900年イギリスの指導の下に作られたものだとか。
朝鮮時代の最後の王様、高宗が暮らした王宮ですが、もう1つの西洋建築は博物館になっていて、現代の韓国の抽象画家の展覧会をやっていました。
これが、予想外に良かったです。
정영렬 (JUNG, YUNG-YUL: チョン・ヨンユル)さんの絵でした。
特に後期というか現在のニルバーナと題された細密画のようなパターンの繰り返しが良かったです。
抽象画は、とっつきにくい印象もありますが、この方の絵はとても静かで印象的でした。また初期から最近の作品までの変遷が良く分かり、とても面白かったです。
さて、これは、景福宮の奥にある、民俗博物館のカフェの外。
おこぼれを狙って寄ってきたので、ちょっとサービスしてしまいました。(笑)
そして、暑い時こそパッピンス!
韓国風かき氷です。
これが一番伝統的な形だそうです。小豆が載っていて、その上はお餅でした。かき氷はとても細かくて、練乳で固めてあります。
一人で食べても良いのですが、このように給食の食器のような器とお匙を2人前持ってきて、一緒につついて食べました。
とってもおいしかったです。

え、誰と食べたかって?!
それは秘密です(笑)。(*^^)v
その2に続く・・・。
夏のソウル その2 ― 2014/09/08 23:44
一人で3泊4日、ソウルの旅でしたが、暑くてちょっとバテました。
が、いろいろな博物館を訪ねたりして楽しみました。
ちょっと変わった博物館としては、仁寺洞にある木人博物館が楽しかったです。隠れ家のような場所なので、探してみてください。
特に興味深かったのは、ドラマや映画で目にした派手な輿でした。
その秘密が今回判明!(笑)
(注:画像の一部は民俗博物館のものです。)
よく、お棺を派手なお神輿のような輿に載せて大勢で担いで行くシーンがあるのですが、それは、サンヨと言う名前でした。説明板もあったので、そのまま載せますね。
木人博物館では、そのサンヨで、特にお棺を載せる部分の前後の半月形の板の意匠が面白く、いろいろ展示されていました。(龍首板:ヨンスパンと呼ぶそうです。)
同じく、そのサンヨに載せる人形が木人です。
いろいろ乗っています。
(拡大してお読みください。)
龍首板 ヨンスパン( 용수판 )のいろいろ

輿の上に乗る人形も面白いです。
文中の「ゾスンサザ」は「チョスンサザ」(あの世の使者、つまり死神に当たる使者のことです。某ドラマでは「スケジュラー」さん。)
「ヘテ」は「ヘチ」と呼ばれる想像上の動物ですが、ソウル市のシンボルのようになっていて、オレンジ色のタクシーに描かれています。
景福宮の光化門の脇にいる、狛犬のような動物のことです。
閑話休題。
無料シャトルバスで訪ねた三清閣。前回、ソウル城郭から見えた巨大な建物でしたが、実際にはレストランと喫茶がメインで、見学するような場所とは言えませんでした。(お高いですし。。。。)
ともあれ、トイレは素敵でした。
これは外側から見た「個室」ですが、ガラスに和紙(じゃなくて韓紙)が貼ってあります。しかも、折戸。おしゃれですね!
それから、あちこちで目に着いたのがこのギボウシ。
オオバギボウシの兄弟でしょうか。真っ白で大きな花がついていました。
今回も、とても親切な方ばかりでした。一人旅もいいものです。
次回は三清洞の隠れ家のような伝統茶店でまったりしたいです。
次回は三清洞の隠れ家のような伝統茶店でまったりしたいです。
(まだまだ行きますよ、韓国。 (*^^)v )
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