皆既日食 2024 ~over 60 アメリカ一人旅~2024/04/18 18:15

         どうしても3回目の皆既日食が見たい!

 2024年4月8日(現地時間)に北米大陸で皆既日食があることは、勿論かなり前から知っており、狙ってもいたのですが、円安、アジアン・ヘイト、コロナ禍もあって諦めていました。 しかし、コロナに罹ってしまったことと、何の気なしに昨年秋にダラス+近郊のホテルを検索すると空きがあることが分かり、4分というなかなかの継続時間もあって、思い切って行こうと決心しました。
 楽なのはツアーですが、どんなに安いツアーでも最低80万円位はかかります。今回もアメリカ各地で見られるので、晴天率の高さ、相対的な治安の良さ、直行便が飛んでいることを考え、観測地はダラスにしました。
 前々日には現地入りし、いくつかの候補を考え、事前に無料の日食観測パーティーなども予約した上で、最終的に市内の Klyde Warren Park に決めました。 (大金持ちで有名なあの)ペロー財団によって日常的に管理されていること、トイレがあること、治安のよい地区にあることが一番の理由です。そして、これは結果的に大正解でした。
 当日は天気予報も悪いニュースばかり。皆既の時間の直後には警報級の雷と荒天(thunderstorm)すら予測されています。皆既になる午後1時過ぎも、高層の薄雲なら透けて見えるかもしれないが、低層の雲だと、時には隙間が出来てそこから運よく見えるかもしれない、ということでした。また、ダラス市内より継続時間が長いのはもっと南の町で、そこに日本からのツアーも行っているのですが、レーダー等による予測では、南ほど雲が厚く、雨が降りやすいということでした。
 私も早めに公園に着いて場所を確保したのですが、その時点ではまだ人出もそれほどでもなく、椅子もゲットして、ロンドンから来たという親子さんと並んでその時を待つことにしました。


確かに、雲の切れ間から一瞬でも拝めたら!という状況で、流石に今回は、黒い輝く太陽は見えないのだろうかと思っていました。
公園ではテレビ局の実況も入り、バンドが演奏をしたりして、なかなかに盛り上がっています。通りではフードトラックがずらりと並び、またペロー財団が無料で日食グラスを配ってくれました。露店で日食柄のTシャツを売るお兄さんも。
雰囲気的には盛り上がっているのですが、如何せん空が・・・。

部分日食が始まるころ、少し空が明るくなり始め、時折太陽が切れ間から覗くようにはなりました。

スマホで撮ってみました。
え、どこに太陽がって?
ここです。↓


もう随分進んでいますが、この雲です。(>_<)
それでも、雲に切れ間が出来てきたことが幸いです。
しかも、
このあと、奇跡的に、どんどん晴れ間が広がってきました!


日差しが暑くなって、日傘をさしたいくらいです。
皆既は13:40~13:44ですが、このころになると太陽が9割以上は欠けているため、少し暗くなり涼しくなり始めます。それでも太陽は偉大なので、肉眼では欠けているのは分からないのです。

どんどんその時が近づき始め、更に空がその部分だけぽっかりと開けて、完全に遮るものなく皆既が始まったのでした!!

 日食を撮るのはとても大変で、また皆既直前直後で、フィルターの付け替えが必要なため、スマホで撮るくらいにして、肉眼で楽しむことを第一にし、またそれで正解でした。
 スマホ画像はこれが限界↓


それはもう、形容しがたい感動で、コロナも全周にわたって美しく、プロミネンスも見えて、高度が高いので見上げる首が痛くなるほど長く感じる奇跡の瞬間でした。
なにより、最後のダイアモンドリングが余りに素晴らしくて、涙が出るほどでした。3回目にして完璧な体験ができました。

後から知ったことですが、最高の条件と言われたメキシコ、ダラスからさらに南に行ったツアーの方も、薄雲1つかからない完璧な姿までは見られなかったようです。(勿論、高層の薄雲ならそこそこ楽しめます。)
また、ダラス市内でも全く見えなかった場所があったそうで、本当に私は幸運に恵まれたと感じました。

 まさに、皆既日食は体感するもの。様々な条件に恵まれないと決して見られないものです。頑張ってダラスまで来た甲斐があったというものです。

なお、この一人旅、本当に充実した楽しい経験でした。詳細についてはまたおいおい。

over 60 アメリカ一人旅 Part22024/04/18 22:15

さてさて。
アメリカ自体は3度目ながら、一人旅は初めて。コロナ禍で、「地球の歩き方」の最新版はなく、数年前のものだけ。仕方なくネットで事前情報を収集しました。
 目的地のダラス・フォートワース(DFW)空港はアメリカ第2の大きさ、規模は何と成田の6倍! 超巨大な空港です。 ここからダラス市内へはDARTという鉄道で50分ほど。ホテルのある Grapevine へはTEX rail で10分ほど、ちょうど反対方向です。駅からホテルは歩けば20分程。時間帯が合えば、街の運営するシャトルバスが、この時期なら無料でホテル前を通ります。
 初日は長い1日で、日本をお昼に出ても、同日の朝着になります。入国審査もそれなりにかかりますが、思ったほどではなく、また到着が予定よりだいぶ早くなったこともあって、Grapevineへは随分と早く着いてしまいました。
駅前の立派な建物に食堂とInformationが入っています。


 Informationが開くのも10時でしたが、行って見ると9時前にもかかわらず係りの人がいたので声をかけると、幸いにも早速荷物を預かってもらえました。どこか開いている博物館などはないか、と聞くと、10時になれば開くよ、と言われ、暫く時間をつぶしてから出かけたのがHistorical Museum.
informationの親切なおじさんが通りに出て教えてくれました。
「ほら、あそこに見える白い建物、ICEってかいてあるだろう?もう旗が掲げてあるから、係りの人が来ているってことだよ」と言われ、とにかく行ってみました。

果たして、優しい年配の女性がWelcome! と迎えてくれました。小さな小さな博物館ですが、この町やテキサスの歴史を教えてくれます。かなりご年配のもう一人の女性が「詳しく説明しましょうか?」というのでお願いすると、1つ1つの展示品について詳しく教えてくれました。それがなかなか興味深く、また、私も話す方は余り得意ではありませんが、言っている内容はほぼ完全にわかったので、彼女もとても喜んでくれて話が弾みました。
 ささっと見れば15分位の広さですが、話を聞きながらあっという間の90分でした。その後、小さな町を散策し、広場のベンチで休憩。時差と、疲れもあって、チェックインの3時には町の無料シャトルでホテルに入りました。

ホテルでは簡単な朝食付きで、自分でワッフルを焼いて食べるのですが、それがテキサス州の形をしていて面白かったです。他にヨーグルと各種、飲み物いろいろ、シリアル類、と私には十分でした。
また、空港までの無料シャトルもあり、朝はこれに乗って空港へ行き、そこから
DARTでダラス市内に向かいました。乗車前に券売機はあるものの、改札はありません。無賃乗車も横行しているようで、抜き打ちで検査がある、とガイドブックにありました。なるほど、私が2往復するあいだにも検札がありました。

市内まで1日券が6ドルでしたが、10ドル札を入れたら、ジャラジャラジャラジャラ一体何枚硬貨が出てきたのか!と思ったら、Quarter(25セント=1/4ドル)が
16枚! 使い切るのに苦労しました。

2日目は、ダラス市内観光と日食の下見です。ダラスと言えばJ.F.ケネディ。彼の暗殺現場が一番の見どころになっています。DARTのWEST END駅で降りて、少し歩くとその一角があります。観光客がゾロゾロ歩いているのですぐわかります。広場に面したビルの6階から撃たれたということで、そこには6th Floor Museum があります。
(奥の茶色のビルの6階)

また、すぐ近くに真っ白な壁に囲まれた記念碑もありました。

中には礎石のような石があるのみ。

近くにあるはずのInformationを探したのですが見つからず。コロナ禍で閉鎖されたのかもしれません。

駅に戻って2駅乗ると St.Paul Station. このあたりはCultural Districtと呼ばれ、高級ホテルと美術館が軒を並べる治安のよい地域・・・のはずが、降りたとたんに怪しげな人たちがたむろしていました。 真昼間だし、他にも乗降客や通行人もいるので、足早に通り過ぎ、ダラス美術館へ。ここは入場無料ながら事前のチケットが必要でした。国内で予約してから行ったのですが、この日は第一日曜で、何と特別展の入場料20ドルが無料となるそうで、開館前から人が並んでいました。そうでなくとも見どころの多い大きな美術館で、印象派展が開かれていたので、たっぷり楽しむことが出来ました。
というよりも、圧倒的な展示数と内容で、国内で見る特別展とは桁違いの規模と感じました。常設展にも誰でも知るような作家の作品が目白押しで、アメリカの財力?と文化の高さに驚かされました。

明日の皆既日食の時間帯には外に出て、太陽の角度とビルに遮られないか、目的地の公園に行ってみました。思ったよりは小さな公園でしたが、監理も良く、ここなら大丈夫だろうと思い、疲れたので早めにホテルに戻りました。

続く。

over 60 アメリカ一人旅 Part32024/04/19 18:26

さて、皆既日食当日の顛末はPart1をご参照頂くとして、その後どうなったかというと・・・。
日食当日の移動は大変なのと、予定のサンフランシスコに着くのが遅い時間となり、治安の関係からそれは避けたい、ということで翌朝の移動にしてあります。
予報通りならこの後とんでもない荒天になる予報なので、皆既が終わったら早め(まだ部分日食は続いている間)に帰路に着きました。何しろ、観察中にもどんどんメールが入ってきていて、その中身が要即対処のものばかり。
スマホは買い替えてahamoにしたのでデータ量は実質無制限(?)ながら、通話と、Wifi以外でのメールは有料。 お宿に戻って落ち着いて、と。

まずはURGENT (=緊急)とタイトルのついたメール。申し込んだサンフランシスコでのバスツアーが人数不足で催行されないが、早い時間の催行されるツアーに振り替えるかキャンセル(返金)するか、出来るだけ早く返事が欲しい、というもの。 これは明後日のものなので、もし明日飛行機が飛ばないとアウト。
でも行きたいツアーなので、キャンセルを申し出て、改めて1日遅いツアーに申し込みました。

つぎは、帰国前日のヨセミテ日帰りツアーについて、電話でリコンファームしてほしいというもの。ホテルの電話から指示に従って通話を試みるも、営業時間中なのに、なぜかつながりません。(広いアメリカなので、ダラスとサンフランシスコは2時間の時差があります。) 困って、とりあえずメールを送ってみました。
これは、暫くして返事が来て、OKでした。

なんだかんだと作業しているうちに3時間が経過していました。ふ~。

一番の問題は、明日飛行機が飛ぶかどうか。つけっぱなしのテレビの天気番組は、大荒れの天気予報をくりかえすばかり。「明日はDFW空港では300便の欠航が予測されます」とまで。え~っ (T_T) 
おまけに番組途中で大音量でアラームが鳴って画面が切り替わり、何事かと思えば、「警報が発令されました!荒天に備えてください」と繰り返すばかり。

確かに急に窓に雨が叩きつけられ、雷が鳴り始めた模様。
明日飛行機が飛ばないかもと言う予報は航空会社から前々日にメールが来ていたし、本当に飛ばなかったらどうなるかと気が気ではありません。
サンフランシスコのホテルは1泊キャンセル、ダラスはどこか1泊予約しなければならないし・・・。飛行機は代替便を用意してくれるでしょうからまあ1日遅れてもサンフランシスコに行けないことはないだろうけれど・・・。

思いがけない事態に混乱するばかり。
とにかく、12時の飛行機ですが、3時間前は勿論、極力早めに行っておこう、それにはもう寝るしかない!ということでとにかくベッドに入りました。

確かに外は大荒れ。時差もあって、ずっと熟睡はできていません。大体3時間くらい寝たかな、と思うと目が覚めて、寝返りを繰り返す感じです。まあ、それでもこちらは山オンナ。体は休まっているし、と余り気にはなりません。目覚ましだけは持参のクロックとスマホで2重にかけています。

日の入りも遅い(薄暗くなるのが8時近い)ですが、日の出も遅く、7時は暗いです。が、朝になるにつれて、聞こえてきたのは雨音ではなく、何かの轟音。
あ、これは、飛行機?

そうです、このホテルはDFW空港至近なのです。
飛行機が飛んでいるということは、もう大丈夫ってことだよね???

朝6時からのワッフルを食べて、早めにチェックアウト。
昨夜来、アメリカン航空のアプリで事前チェックインを試みるも、何度やっても途中で画面が進みません。羽田を出発するときに、トンデモナイ長蛇の列に並ばされ、セキュリティも見たことがない程ずら~~~っとカウンターのはるか向こうまで並んだ列を目にした身としては、この荒天で振替やらあるかもしれないし、一体何時間かかるか分からないという恐怖すらありました。
何より、こちはらカウンターで有人対応して貰わないといけません。
えっと、何て言おうかな、face-to-face check-in? いや、そうだ、英語版の
American Airline (AA)のサイトで見てみよう、と検索すると、full service となっていました。・・・なるほど。

さてAAのカウンターを見ると・・・誰も並んでいません。念のため係りの人に
full serivce で check-in したいというと、こちらへどうぞ、とすんなりお姉さんと対面。パスポートを示すとあっさりOK.拍子抜けしました。
また、セキュリティーも「待ち時間30分、歩いて○分にもセキュリティーあります」と親切この上なく、どんどん流れて本当に30分かからずに無事通過できました。

という訳で、時間が余ってしまいましたが、探していた新聞も見つけ(市内では売っていなかったのですが、日食の記事の載った新聞が欲しかったので)、あとはひたすら搭乗口近くの椅子で、時間をつぶしていました。

サンフランシスコ行きは時間通りに搭乗できましたが、やはりまだ外は強風のようで、出発待ちの飛行機がずら~っと並んでいます。「40分ほどかかりそうです」とアナウンスが入りました。
まあいいんです、飛んでさえくれれば。その日のうちに着ければ。

 遅れながらも飛行機は無事離陸、このあと私の甘い予想は外れ、スナック1袋と飲み物だけで夕方のサンフランシスコに降り立ったのでした。
どうりで皆さん、乗る前にしっかりいろいろ買い込んで食べていたんですね・・・。

つづく。

over 60 アメリカ一人旅 Part42024/04/20 21:35

 さて、無事サンフランシスコに着き、今度はBARTという鉄道で宿へ向かいます。
 最近、サンフランシスコは非常に治安が悪く、軽微な窃盗は罰金も軽いため犯罪が横行している、と聞いています。 勿論、特に危険な地域ははっきりわかっているため、そこを避けるのは勿論ですが、公共交通機関であっても、真っ昼間以外は避けるべき、とされています。
 なので、一人旅としては、空港発着の時間帯も人の多い明るい時間に限定して予約しています。宿も、比較的安全とされている沿岸部のフィッシャーマンズワーフに連泊します。 BARTでEmbarcadero駅まで行き、そこから路面電車F線でフィッシャーマンズワーフに向かえば、ホテルは徒歩数分。しかも、人気のスーパー、TRADER JOE'S (トレーダージョーズ≒トレジョ)の近くに取りました。

 それにしてもアメリカは物価が高く、その上余りの円安で、涙が出ます。
ダラス滞在中は、結局一度も外食せず。
(高い、量が多すぎる、美味しくない、チップが面倒・・・が理由です。)

朝はホテルのワッフル+ヨーグルト、お昼はセブンイレブンの軽食、夜はホテルそばのファストフード店を試しましたが美味しくなくて、1度は、万一に備えて持参の非常食のパスタにお湯を入れて食べました。

*サンフランシスコ 初日*
 もう夕方ですが、明るいので、やっとここへきてまともなものが食べられそう!と初日はトレジョに買い出しです。ダラスのホテルで水が500ml 1本が2ドルでしたが、トレジョは1本17セント! ちょっと量は多いものの、生ハム、クロワッサン、ツナ缶、サラダパック、トマト1個 の他、お土産のチョコ、ドライフルーツなどをゲット。部屋に戻ってゆっくり食べました。

 このホテルはレトロな建物に通路・階段が入り組んでいて、トイレとシャワーが別で、各部屋とても狭いものの、建物自体も趣があって、コーヒーは淹れたてが朝7時~13時まで、水は24時間貰えます。

*2日目*
翌日は予約のキャンセルがあったため、丸1日自由行動です。
ダラスでは暑い日もあったものの、サンフランシスコは結構寒く、朝は薄いダウンを着て出かけます。

フィッシャーマンズワーフにしろ、ギラデリスクエアにしろ、早くても開くのが10時、11時なので、朝はゆっくりです。


有名なPiar39

アシカがゴロゴロ。向こうに金門橋。(クリックで拡大します)

中々に強い日差しです。
この日も、お昼にはトレジョ経由で宿に戻って優雅に(?)昼食。
午後の部はなし。・・・体を休めるために昼寝をして、起きるともう夕方でした。

相かわらず3時間熟睡?してあとはうとうと、が続いています。場合によっては起きてしまって、実はABEMAで叡王戦と名人戦の最終盤を見てしまいました(笑)。それはそれでとても楽しかったです。こちらの時間では午前2時とか3時とかでしたが。

*3日目*

7時半ごろ宿を出て、徒歩15分程の集合場所に向かいます。この日は半日バスツアーに申し込んであり、Muir Woods に出かけます。金門橋を渡って、巨木の森に向かい、帰りはサウサリートで散策後、戻るというコースです。

朝は霧の中でした。





しっとりとした巨木の森。STAR WARS 6で『イウォーク』が出てくる森がこれです。 しっかりした広い木道部分と、山道に分かれており、自由時間は90分だったので、歩道部分をループしてノンビリ歩きました。



この公園に向かう途中、車窓から野生の七面鳥が見えました。また、地層の面白い場所もあり、入園は予約制ですが、もう一度ゆっくりと来てみたいと思いました。

このあとは、お昼を兼ねてサウサリートに向かいます。

ザ・カリフォルニア! っていう感じですね。

サンフランシスコ市内に戻り、ドライバー且つガイドのお兄さんにしっかりチップも渡して、一旦ホテルへ。
又も昼寝後、折角なのでパタゴニア(登山洋品店)に行って、記念にパンツをゲットしました。

つづく。

over 60 アメリカ一人旅 Part52024/04/21 21:24

いよいよサンフランシスコ最終日。この日はヨセミテ日帰りツアーです。
朝6時過ぎに集合場所に向かいます。薄明は始まっており、徒歩数分で到着。
しかし、他に誰もいません。・・・ん??
でも時間になるとミニバスが現れ、ほっとしました。
もう1か所の集合場所に行くと今度は団体さんが乗り込んできて、30名弱の座席は一杯になりました。これからヨセミテ国立公園にむかうのですが、なかなかに遠いです。途中トイレ休憩を兼ねてドライブインのようなスーパーにも立ち寄ります。
運転手さんがガイドを兼ねていて、運転しながら解説するのもなかなか大変ですね。市内を抜けてしばらく進むと、両側が開けてきて、辺り一面、果樹園です。確かに、果物王国というイメージありますね。
車中で簡単なお昼(さっき買った菓子パンとヨーグルトと飲み物)を済ませ、少し山中に入っていくようになると、そろそろヨセミテに近づいて来たなあという感じです。 だんだんそれっぽい大きな岩峰なども見えてきて、道中にはいくつかの滝が見えてきます。 うわ~っとカメラを握りしめ、窓に張り付いていると白いものが。あら、まだ雪が残っています。
両側に岸壁が迫るようになって、高度を上げていき、道もうねってくると有名なドンネルビュー。
絶景の撮影ポイントです。各国からの観光客が撮影中。

(クリックで拡大します。)
真ん中の小さな尖った岩が、ハーフドームです。

そこからまた一旦下って、駐車場などもあるヨセミテバレーに到着です。
ここで丸3時間の自由行動。
といっても、意外と行く場所はなく・・・。

とりあえず、2段に分かれているものの、大きな落差を誇るヨセミテ滝まで行ってみます。

そのあと、ビレッジの方まで歩いて行って、アンセル・アダムス・ギャラリーを覗いたり、ミュージアムを見て、また集合場所まで戻ります。


戻る途中でキツネをみかけました。人も多かったので、流石にブラウン・ベアはおらず。(^-^; 青いカケスの仲間のような鳥が沢山。

ここからまた延々とバスに揺られてサンフランシスコに戻ります。
途中の休憩場所で、念願の(?)In-N-Out Burger
でチーズバーガーを食べました。 これは美味しかったです。

夜景がきれいなサンフランシスコに戻ったのは21時過ぎでした。

さあ、明日は帰国です。

*帰国*
国際線は最低3時間前に、ということで今回も早めに行きますが、
路面電車とBARTで楽々です。 予め、メルカリで、スイカやパスモのような交通カード(クリッパーカード)を手に入れていたので、チャージしつつ使って便利でした。

空港では、AAのカウンターがない!・・・と探してしまいました。
HISで予約したときは全てAmerican Airline(AA)としてですが、実際は羽田から米国内はJAL(共同運航)で、米国内がAAというものでした。
なので、国際線フロアにAAのカウンターはなく、JALなのだろうと思うのですが、JALのカウンターには誰もおらず。ただ、人の列は出来ていたのでちょっと迷ったのですが、きっちり3時間前になったらスタッフが現れました。

チェックインして、セキュリティー無事通過すると、流石にほっとします。あとは搭乗口でゆっくり待つだけです。

少し揺れましたが、無事羽田到着。行きも帰りも「ゴジラー1」を見られてゴキゲンでした。預けた荷物もすぐに出てきて、お疲れ様!!

つづく・・・。