八方尾根 花の旅 その1 ― 2026/07/31 21:59
今年の夏山は八方尾根~唐松岳。心行くまで花を楽しみたいので無理をせずに大名旅行です。
今回の旅の友はいつものMお姉さまと同級生のJちゃん。頼もしいお二人です。
初日:朝 都内を出て、白馬まで行く「あずさ」に乗って、ゴンドラ・リフトを乗り継いで八方池山荘まで。歩くのも大変なのでゴンドラ駅まではタクシーを予約。
ゴンドラ・リフトで一気に上がるのは楽でいいなと思いきや、豪雨や発雷で運行停止というリスクに直面。 猛暑と予報泣かせの天候のお陰で出発間際までハラハラドキドキ。 案の定、松本を過ぎて大糸線に入るとどんどん雲が厚くなり、とうとう降りだす雨。
白馬駅着。かなりの雨です。リフトは運行していたものの、しっかり合羽の上下を着こんでゴンドラ~リフト。屋根がないリフトでは、吹き付ける風雨に顔も上げられず。Jちゃん曰く、「これは『滝行(たきぎょう)』だね!」
今回の旅の友はいつものMお姉さまと同級生のJちゃん。頼もしいお二人です。
初日:朝 都内を出て、白馬まで行く「あずさ」に乗って、ゴンドラ・リフトを乗り継いで八方池山荘まで。歩くのも大変なのでゴンドラ駅まではタクシーを予約。
ゴンドラ・リフトで一気に上がるのは楽でいいなと思いきや、豪雨や発雷で運行停止というリスクに直面。 猛暑と予報泣かせの天候のお陰で出発間際までハラハラドキドキ。 案の定、松本を過ぎて大糸線に入るとどんどん雲が厚くなり、とうとう降りだす雨。
白馬駅着。かなりの雨です。リフトは運行していたものの、しっかり合羽の上下を着こんでゴンドラ~リフト。屋根がないリフトでは、吹き付ける風雨に顔も上げられず。Jちゃん曰く、「これは『滝行(たきぎょう)』だね!」
リフトの足元は既にお花畑。足にお花がぶつかります。びしょ濡れになりつつ何とか小屋に到着。
小屋前には久しぶりに見るヤナギラン。

受付を済ませていると、団体さんが。暴風雨のため唐松岳を諦めて引き返してきたとのこと。 しかし満室で宿泊は断られていました。確かにこの天候ではとても上まで行けそうにありません。
部屋で まったりしていると、少し風雨も収まったようなので、小屋の周りの散策へ。
ガスが晴れません。
せり科は苦手ですが、オオハナウドでしょうか。

クガイソウ

この辺りは蛇紋岩なので雨で滑ります。足元に十分注意しながらお花にカメラを向けていきます。
白いハクサンシャジンも。

しかし、また降りだした雨ですぐに小屋に戻ります。5人部屋に3人で快適です。
どうにも電波状態が悪く天気予報の確認もままならぬまま。(有料のWiFiはありますが。) 夕食タイムまで部屋でおしゃべり。
ご飯は小盛り~大盛りのご飯を選べて、おかずはバイキング方式。
品数も多く、豚の角煮、海老カツ、肉団子、鶏の唐揚げ、インゲンの胡麻和えなどのほか、胡麻揚げ団子や漬物など豊富で、どれも美味しい!
食後はすることもないので布団に入りますが、風雨は強まるばかり。寝ていても聞こえる台風並みの暴風雨に揺れる小屋。 明日は一体どうなるやら。
当初の計画では、小屋から尾根ルートで第2ケルンまで向かい、唐松岳頂上山荘泊りですが・・・。
どうにも電波状態が悪く天気予報の確認もままならぬまま。(有料のWiFiはありますが。) 夕食タイムまで部屋でおしゃべり。
ご飯は小盛り~大盛りのご飯を選べて、おかずはバイキング方式。
品数も多く、豚の角煮、海老カツ、肉団子、鶏の唐揚げ、インゲンの胡麻和えなどのほか、胡麻揚げ団子や漬物など豊富で、どれも美味しい!
食後はすることもないので布団に入りますが、風雨は強まるばかり。寝ていても聞こえる台風並みの暴風雨に揺れる小屋。 明日は一体どうなるやら。
当初の計画では、小屋から尾根ルートで第2ケルンまで向かい、唐松岳頂上山荘泊りですが・・・。
八方尾根 花の旅 その2 ― 2026/07/31 21:49
2日目
八方池山荘5:50~7:40第2ケルン~8:10八方池上部稜線8:20~10:20扇雪渓10:30~11:10丸山~ランチ~12:50唐松岳頂上山荘
暴風雨の夜が明け、雨は収まったものの外は強風。
いつもながら朝食はお弁当に変えてもらい、昨夜のうちに貰っています。お天気の様子を見つつ部屋で半分食べます。
いつもながら朝食はお弁当に変えてもらい、昨夜のうちに貰っています。お天気の様子を見つつ部屋で半分食べます。
なんとも豪華なお弁当で、肉チマキ、ワカメおにぎりに、小さめのパックながなも中身がぎっしり二段詰めのおかず。(卵焼き、肉団子、焼き魚(ブリ)、エビ天ぷら、煮豆、春巻きなど。) これはとても一度には食べきれませんン。私たちはいつも残り半分をお昼に充当するのですが、半分でも豪華なお弁当です。
当初予定の尾根ルートよりは暴風を少しでも避けられそうな木道ルートを行くことにします。

早速たくさんのお花が迎えてくれます。うわあ!と歓声が上がるほどの数と量です。さすが八方尾根。
どこまでも続くシモツケソウの鮮やかなピンク。

とんでもない数のキンコウカ。

八方池までは観光客も歩くため、保護ロープと植物の案内板が多数。
雨に濡れるカライトソウ。

お目当てはこれ、ハッポウタカネセンブリ。
とても小さい花(1センチ未満)ですが、あちこちにあります。

これも紫が鮮やかな、タテヤマウツボグサ。

オニアザミ

ミヤマママコナ

イブキジャコウソウ

ミヤマズマギクも雨に濡れてしょんぼりしています。

クロトウヒレン
蕾からは想像できない可愛いピンクの花が咲きます。

クルマユリ

ハクサンタイゲキ

タカネアオヤギソウ 地味ですがたくさんあって、よく見ると可愛いですよ。

エゾシオガマ

ウメバチソウ

そんなウメバチソウの群落に変わり種が!
先祖帰りでしょうか?!
(クリックで拡大します)
イワシモツケ

ミツバオウレン

第2ケルンからは稜線歩きです。
八方池には寄らず、上から覗くのみ。
また植生が変わって、時折日が差すようになりました。
ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)

久々の青空!

コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)

コバイケイソウ

オヤマボクチ

ハクサンフウロ

元気なウサギギク

蕾ですが、チャボゼキショウ(イワゼキショウの蛇紋岩タイプ)
開くと赤い葯が可愛いのですが。

雪の残る場所も点在し、チングルマやコイワカガミ、アオノツガザクラなどの定番が咲き誇ります。
ミヤマリンドウ

タテヤマリンドウもありました。載せきれない種類の多さ!
ミヤマクワガタもありましたが、強風でピントが合わず。
なかなか白馬方面の稜線が拝めません。

風が強くなってきて、先を急ぎます。
帽子を押さえ、雨具の上をしっかり着てフードも被って砂礫地を歩きます。
だんだん風が強くなってきて心配です。
たくさんのタカネマツムシソウに励まされて歩きます。

そろそろ店じまい?のミヤマムラサキさん。

シロウマアサツキ

風に飛ばされないように慎重に歩きつつ、何とか樹林帯に入ります。
ちょっとホッとできますね。
コバノイチヤクソウ

ミヤマカラマツ

キヌガサソウ

ミヤマツボスミレ

ヒメイワショウブ

タカネヤハズハハコ (蕾)

ベニバナイチゴ

樹林帯を抜けるとまた雲の中。扇雪渓の縁を登っていきます。

とても小さな、ヒメイワクワガタ

日差しがまだあるものの、相変わらずの強風です。
そろそろおなかも空いたし、大休止は丸山をすぎてから。
残りのお弁当を何とか食べて、あとは小屋を目指すのみ。登山者も増えてきました。(追い抜かれるだけですが。)
どうやら一気に風も強まり暴風になってきたところで最大の難所を迎えます。
痩せ尾根の通過ですが、バーに捕まらないと吹き飛ばされそう!

遮るものが無い場所は暴風が吹き抜け、バランスを崩したら一気に滑落です。
風もふっと弱まる瞬間があり、耐風姿勢で凌ぎ、弱かった瞬間に一気に通過します。
風もふっと弱まる瞬間があり、耐風姿勢で凌ぎ、弱かった瞬間に一気に通過します。
こんな吹きさらしの痩せ尾根と岩場が数か所。
でもそんな時にもイワギキョウが励ましてくれます。

最後の力を振り絞り、体感15mの暴風を耐えきって何とか進むといきなり目の前のガスの向こうに小屋が!!
とうとう到着。周囲はガスで何も見えません。とりあえず吹き飛ばされそうな風を切って小屋に飛び込みます。
今夜のお宿、唐松岳頂上山荘です。12:50着。お疲れさまでした!
行動時間は7時間に及びましたが、特に八方池までjは大撮影会なのでコースタイムは参考にはならないですが・・・。
受付をすませ、指定された部屋へ。狭いのでザックは通路に。
乾燥室は無いようです。
上下に分かれた寝床は下段を希望。5人並んで寝られるところを最終的には4人で使えました。
荷物整理をして、2時に喫茶室が開くというのでそれまで待機。
きれいな喫茶室でお二人はビールで、私は誕生日の前祝にお二人からご馳走になったコーヒーとお菓子で乾杯!
特製のコーヒーカップでドリップコーヒーを頂いて最高です。
本棚から八方尾根の花の本を選んで復習。
さて夕食は17時。
ご飯は八方池山荘と同じ方式で好きな分量のものを取り、おかずはテーブルに用意されています。お茶とみそ汁、ご飯はお替り自由。

することもないので早めに就寝。相変わらう暴風が聞こえて揺れるほどに外は大荒れ。明日登頂できるでしょうか??
高尾 スミレ紀行 ― 2026/04/06 10:34
だいぶ暖かくなったので、スミレの定点観測に出かけました。お天気が変わりやすく、何とか晴れの予報で激混み?の週末に。
日影沢は車だらけ。早朝まで降ったので地面はドロドロ。
スミレは咲き始めていますが、曇天且つ湿気で靄っていて、まだお目覚めでは無い感じです。
少し山行間隔が開いたのと、花粉症対策のマスクで、なかなかに苦しいです。
ニリンソウの咲き残りやフタバアオイなど、常連さんに挨拶して歩き始めます。

ヤマルリソウ
期待したほどはまださいておらず、そのうちタカオスミレの群生地まで。
急に気温が上がって汗をかきます。

ヒカゲスミレ

タカオスミレ

コスミレ

ヒナスミレ

マルバスミレ

アカネスミレ



花の色は様々な ナカバノスミレサイシン
あちこち歩き回って最後は高尾病院の方に降り、ドロドロになった靴を洗って高尾山口駅に着きました。
まだまだこれから楽しめそうです。
ps.
この春、別の場所で違う時期に撮った画像も。

アオイスミレ

キクザキイチゲ

ハナネコノメ

シュンラン

ヒナスミレ

タチツボスミレ
藤井聡太竜王名人 ― 2025/11/27 16:29
とうとう藤井聡太竜王名人が、永世竜王の資格を得られました。
これはとんでもない大記録です。今までに永世竜王はお二人しかおらず(渡辺明九段と羽生善治九段)、当然のように最年少更新です。
将棋界において、名人と竜王は別格のタイトルです。特に名人は、プロ棋士となる四段昇進から C2,C1,B2,B1, A級へという「順位戦」を、1年かけて戦い、1年ずつ勝ち上がってA級まで到達した、ごく一部のトップ棋士10名が総当たり戦をして、その第1位になった棋士が名人挑戦者となるのです。
最短でも5年。もちろん、それは実質的にまず不可能な早さです。
しかし、藤井竜王名人は1度足踏みしただけでA級に駆け上がり、見事その年に挑戦者となりました。
しかし、藤井竜王名人は1度足踏みしただけでA級に駆け上がり、見事その年に挑戦者となりました。
そして時の名人を破り、将棋界の頂点 名人となったのです。
そして、「永世」資格を得る条件はタイトルによって異なりますが、名人の場合は通算5期(現在3期目を防衛中。)ですが、竜王は連続5期か通算7期です。
今回は連続5期での「永世」竜王資格保持者となられました。
竜王を当時の豊島竜王から奪取したのが昨日のように鮮明に思い出されますが、あれから5期連続。凄まじい記録です。
あまりの強さに相変わらず周囲は感覚が麻痺していますから、的外れなコメントも随分見られました。しかし、目先の利益に捕らわれず、ずっと先を見据えて、まだまだ進化の途中の藤井竜王名人。(ちなみに、タイトル保持数に関係なく、竜王や名人を保持していれば〇〇竜王、〇〇名人、両方保持していれば「〇〇竜王名人」が正式名称です。)
王座を奪取されてしまったことで、現在は六冠を保持されていますが、それでも圧倒的な強さです。現在 23歳ですが、
タイトル獲得数32期、
うち永世称号3つ(永世棋聖、永世王位、永世竜王)
タイトル獲得数32期、
うち永世称号3つ(永世棋聖、永世王位、永世竜王)
一般棋戦優勝 12回
初タイトル獲得 17歳11か月
四段昇段 14歳2か月
他に 詰将棋解答選手権チャンピオン戦 最年少優勝(12歳8か月、小6)
など。
タイトルはつ奪われました。しかしそれはいずれも1日制のタイトル戦で、持ち時間が短いのが特徴です。長考派なので、少しタイムマネジメントでやや失敗することがあるのが主因ですが、それも相手の得意戦法を避けず、王道を行く戦い方をしているからだと思います。(今回の王座戦なら相掛かりを敢えて避けなかったことなど。)
まだまだ戦法の幅を広げ、相手の良いところを吸収し、一層大きく羽ばたくための試行錯誤を続けておられると思います。なので、またタイトルはおいおい奪取していくと確信しています。
それでも、今の将棋界を、伊藤2冠との2トップというのにはさすがに無理があると思います。伊藤さんも強いですが、一般棋戦(全棋士参加)の優勝がなく、タイトル通算3期です。(それでも素晴らしい成績ですが。)
藤井竜王名人にファンが多いのは、もう一つ、圧倒的な強さはもちろんですが、そのお人柄でしょう。タイトル戦などで各地を転々とし、祝賀会などにも参加されていますがその際にその人格に触れファンになる方もおおいのではないでしょうか。
まだまだこれからが楽しみで仕方ありません。
まずは永世八冠になられるまでは私も元気で頑張りたいと思っています。
トッカータ ― 2025/10/01 22:43
私のピアノの恩師と言える方は3人いらっしゃるのですが、中1から高3まで習った静岡のO先生、次に東京に戻ってからのA先生、音大在学中に師事したY先生です。
お三方とも勿論芸大卒業で、且つ演奏活動もなさっているのですが、A先生が他のお二人より3歳くらい?年上です。
私のピアノの本当の意味の基礎を作ってくださったのがO先生、その後は生涯の恩師と仰ぐA先生、このお二人無くして私のピアノ人生は有り得なかったのです。
A先生は数年前に故人となられましたが、O先生はご健在で、時々連絡をとっているのですが、先日のお手紙で、演奏会でラベルの「クープランの墓」から、プレリュードとトッカータを弾かれたとのこと。
事前に知っていたら是非伺いたかった!のですが、この曲が「貴女に合っていると思うから弾いてみたら?」とお手紙にありました。
今は本当に便利な時代で、検索すればたちまち動画が見られます。
難しそうですが、素敵な曲なので楽譜を買って練習を始めました。
冒頭から「え?!」となってしまいました。
よくあることとは言え、音域が広すぎて、指が届かない!
自分が名ピアニストの作曲家は、自分の手の大きさに合わせて書いているので、元々体格が違いすぎて、手のサイズも特大です。
テンポがそこそこならば何とかなります(超絶技巧の持ち主ながら手は我々並のアシュケナージの演奏などでも確認できます)が、トッカータのようなとても速いパッセージでは・・・。
譜読みもそれなりに大変(老眼のため)、まずもって指遣いの確定と工夫に相当な時間が必要です。
これだけしっかり取り組むのも何十年?ぶり?でしょうか。
どっぷりぬるま湯の生活が祟って苦戦しています。
とは言え、時間をかければそれなりには弾けそうな感触があります。
で、曲の背景や色々ある版を検討してペルルミュテール(の弟子の方)の校訂版を買いました。
今更ながら、トッカータがラベル(のみならず全ピアノ曲で)の最難曲!と知って驚いていますが、さもありなん、という感じです。
毒を食らわば皿まで、という訳で、ガスパールもトライしてみたくなりました。(^^;
しかし、これを80代でお弾きになったとは!
正真正銘のプロは違いますね。
さて、私のトッカータが仕上がるのはいつのことでしょうか。(^_^*)

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