秋田駒ケ岳~乳頭山の花 ― 2015/07/14 21:17
花一杯の素敵な山、秋田駒ケ岳。8合目までバスで行けるので、男女(おなめ)岳、男岳、阿弥陀池、大焼砂などへ初心者の方でも楽しく歩けます。
ここでは、お花を紹介しますね。
絶え間なく見られた、ハクサンチドリ(白山千鳥)
小さな白い花、オノエラン(尾上蘭)
花弁の模様が面白いですね。拡大してみてください。
鮮やかなエゾツツジ(蝦夷躑躅)
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)

コミヤマハンショウヅル(小深山半鐘蔓)
カラマツソウ(唐松草)
こちらは葉がモミジのようなので、モミジカラマツ(紅葉唐松)
葉がツヤツヤでくるっと巻いている、タカネスミレ(高嶺菫)

ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草)
ミネウスユキソウ(峰薄雪草)
高山植物の女王、コマクサ(駒草)
砂礫地に点々と咲いています。

チングルマ(稚児車)は群生しています。
東北の名花、ヒナザクラ(雛桜)
怪しい魅力のムシトリスミレ(虫取菫)。
葉についた小さな虫を溶かして栄養にしています。
葉がその耳に似ている、ウサギギク(兎菊)。
ニッコウキスゲ(日光黄菅) 花は1日で枯れてしまいますが、次々に咲いていきます。

やっと見つけた、咲き残りのシラネアオイ(白根葵)
トウゲブキ(峠蕗)
これも峠蕗のようですね。
イチヤクソウ(一薬草)
トキソウ(朱鷺草) 湿原にひっそり咲いています。

乳頭山から下りる時に見つけたブナの巨木。

*載せきれませんが、見た花は・・・
ウラジロヨウラク、イソツツジ、コメツツジ、キバナノニガナ、シロバナキバナノニガナ、マイヅルソウ、ヨツバヒヨドリ、ヨツバシオガマ、キンコウカ、ワタスゲ、ミツガシワ、イワイチョウ、マルバシモツケ、コバイケイソウ、タカネアオヤギソウ、ミヤマリンドウ、オオバキスミレ、キバナノコマノツメ、ウマノアシガタ、タテヤマウツボグサ、ベニバナイチゴ、タルマイソウ(イワブクロ)、サンカヨウ等。
秋田駒ケ岳と乳頭山 ― 2015/07/14 23:33
8合目から歩ける秋田駒ケ岳。お花の山です。
歩き始めるとすぐに田沢湖が見えてきます。
なお、画像はクリックで拡大できますので、必要に応じてご確認ください。
男女岳に登ると眼下に歩いてきた阿弥陀池が見えます。
池の向こう側が「ムーミン谷」です。
阿弥陀池から急降下で降りるルートが見えます。
拡大してみましょう。凄い角度ですね。登り返しに使うとしても大変です。
我々は大焼砂から下りていくコースにしました。
ムーミン谷は、昭和に噴火した女岳、そして男岳・小岳に囲まれた谷間です。
トラバースで降りていきます。田沢湖も見えます。
ちょっと別世界ですね!
上の画像で、右奥の岸壁を登るのが、3枚目・4枚目の画像のルートです。
私たちはその分岐を曲がらずに進み、男岳への稜線に出ました。
但し、初心者には無理かつやや危険なので、大焼砂に戻ることをお勧めします。
男岳への登りも急坂で大変。頑張れKさん!!
(上の画像で左側に黒く見えるのは、女岳からの溶岩の跡です。)
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さて、翌日は乳頭山への縦走です。
朝6時半から歩きます。
早速 ヒナザクラがお出迎え。
稜線に出てから振り返ると秋田駒が見送ってくれました。
先はまだまだ長い!
笹森山、湯森山を経て、笊森山を越えていきます。
ようやく登りきると、目指す千沼ヶ原が姿を現しました。
縦走路に戻って、乳頭山を目指します。
山頂はもうすぐ!
登頂したら、後は下るのみ。田代岱の池塘も綺麗です。
ここまではずっと花が楽しめる縦走路でした。分岐から温泉までは余り花もない地味なコースでした。
コースタイムや状況などはHPの方でご確認下さい。
http://www.ne.jp/asahi/piano/yama/Akitakoma_Nyuto2015.html
コースタイムや状況などはHPの方でご確認下さい。
http://www.ne.jp/asahi/piano/yama/Akitakoma_Nyuto2015.html
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