インコと過ごした日々2021/10/02 23:34

うちのピピさんです。
2019/2/22 (8歳) 
大分貫禄がついたオジサンです。


2019/11/25
私の不注意から体調を崩させてしまい、この1週間前は瀕死状態でした。
小さなカゴを買い、そこにいろいろ介護用器具を入れました。

少し回復したので、身体を支えやすいように、板状の器具の上にいます。(ちょっと顔が痩せて見えますね)
でも、名医に診てもらい、薬も頂いて、奇跡的に回復してくれました。
水が赤いのは薬を溶かしてあるからです。


2020/08/18
片足を少し引きずるような感じで不自由になってしまったので、相変わらず補助の板を使っています。
移動しなくても目の前にエサと水が置いてあります。


2020/10/11
かなり寒がりなので、早めに保温開始。設定温度は28度くらいです。
移動がさらに困難になったため、レイアウトはいろいろ試行錯誤中です。
取りあえず、身体は止まり木にとまる姿勢の方が楽というので、自然木の短い梯子をアマゾンで買い、その両脇にエサと水があります。


2021/3/11
もう一方の足もだいぶ弱ってきたので、低い位置に板を設置。
止まり木にとまりたいらしいので、あれこれまた位置を工夫中です。


2021/7/25
少しボケも入ってきたのか、保温の関係で位置を高めに設定したのですが、朝になるとしたに落ちていることもあって、困っていたころ。
縁に天然木の止まり木風の工夫がある板に変えました。(「トリキチ横丁」さんでゲット。)

2021/7/28
それでも、このころは外に出せば自由に飛べて、一見とても元気そうに見えます。気温も上がってきたので、保温も楽になり、体調も回復してきたようです。


2021/8/20
高い位置からは動き回って落下することが増えたので、板は床置きにし、エサと水を2か所ずつ置いてみました。
このころはカゴの外に出したとき、飛び方が不自然で、自分でコントロールできない感じになってしまいました。
また、両足とも不自由で、移動に苦労していました。


2021/8/28
このころは全く足は動かず、羽ばたくことでかろうじて体の位置を変えようとしていました。
姿勢を保つのが大変なので、タオルを敷いてみたり、保温を32度にあげたりして、体力の維持を図ったのですが。


フンで足や尻尾が汚れてしまうので、綺麗にしてあげたいののですが、体力を使うし、痛しかゆしでした。体をつかむととても痩せていて、これは・・・と覚悟し始めたころです。

ぴぴは、一緒に買ったレモンが2年早く逝ってしまって、その後も2度ほど死にかけながらも頑張って私を楽しませてくれました。
インコにとって10歳はかなりの高齢で(寿命は6~8才ともいわれますがもっと長生きの子もいます)、足も弱ってしまい、どうも少しボケてもきたのでいつお迎えが来てもおかしくないと感じていました。

私としては出来るだけ体が楽なようにと思ってはいましたが、もう少し頑張ってくれるかな、今日はまだ大丈夫だろう、とつい思ってしまったことが悔やまれます。
9月8日、気になって早起きしたところ、カゴの隅にいたぴぴはもう動きませんでした。看取ってやれなかった子は初めてで、それが悔やまれて仕方ありません。
ごめんね。ちょっと怪しいと思ったのに、先に寝てしまって・・・・。

最後に綺麗に汚れを洗い、裏庭の、レモンの隣に埋めてあげました。

今は写真となってしまった二羽。
寂しい想いは消えません。
しかし、すぐに次の子をという気持ちにはなれず、多分これでインコとの生活は最後になるかなという気もします。

もしもまた飼うことがあるとすれば、何かの偶然の出会いかもしれません。

こんなに小さな生き物ですが、本当に長い間楽しい時間をくれました。
ありがとうね。

PS.
インコも高齢化が進むといろいろ介護が必要になりますが、探すと沢山の便利な器具がみつかります。体も不自由になるし、保温も大切です。
私はサーモスタットをつけていました。また状態に合わせて、籠も小さくしていきました。
今飼っている方も、その小さな家族と最後まで一緒に暮らせるようにと祈っています。