over 60 アメリカ一人旅 Part22024/04/18 22:15

さてさて。
アメリカ自体は3度目ながら、一人旅は初めて。コロナ禍で、「地球の歩き方」の最新版はなく、数年前のものだけ。仕方なくネットで事前情報を収集しました。
 目的地のダラス・フォートワース(DFW)空港はアメリカ第2の大きさ、規模は何と成田の6倍! 超巨大な空港です。 ここからダラス市内へはDARTという鉄道で50分ほど。ホテルのある Grapevine へはTEX rail で10分ほど、ちょうど反対方向です。駅からホテルは歩けば20分程。時間帯が合えば、街の運営するシャトルバスが、この時期なら無料でホテル前を通ります。
 初日は長い1日で、日本をお昼に出ても、同日の朝着になります。入国審査もそれなりにかかりますが、思ったほどではなく、また到着が予定よりだいぶ早くなったこともあって、Grapevineへは随分と早く着いてしまいました。
駅前の立派な建物に食堂とInformationが入っています。


 Informationが開くのも10時でしたが、行って見ると9時前にもかかわらず係りの人がいたので声をかけると、幸いにも早速荷物を預かってもらえました。どこか開いている博物館などはないか、と聞くと、10時になれば開くよ、と言われ、暫く時間をつぶしてから出かけたのがHistorical Museum.
informationの親切なおじさんが通りに出て教えてくれました。
「ほら、あそこに見える白い建物、ICEってかいてあるだろう?もう旗が掲げてあるから、係りの人が来ているってことだよ」と言われ、とにかく行ってみました。

果たして、優しい年配の女性がWelcome! と迎えてくれました。小さな小さな博物館ですが、この町やテキサスの歴史を教えてくれます。かなりご年配のもう一人の女性が「詳しく説明しましょうか?」というのでお願いすると、1つ1つの展示品について詳しく教えてくれました。それがなかなか興味深く、また、私も話す方は余り得意ではありませんが、言っている内容はほぼ完全にわかったので、彼女もとても喜んでくれて話が弾みました。
 ささっと見れば15分位の広さですが、話を聞きながらあっという間の90分でした。その後、小さな町を散策し、広場のベンチで休憩。時差と、疲れもあって、チェックインの3時には町の無料シャトルでホテルに入りました。

ホテルでは簡単な朝食付きで、自分でワッフルを焼いて食べるのですが、それがテキサス州の形をしていて面白かったです。他にヨーグルと各種、飲み物いろいろ、シリアル類、と私には十分でした。
また、空港までの無料シャトルもあり、朝はこれに乗って空港へ行き、そこから
DARTでダラス市内に向かいました。乗車前に券売機はあるものの、改札はありません。無賃乗車も横行しているようで、抜き打ちで検査がある、とガイドブックにありました。なるほど、私が2往復するあいだにも検札がありました。

市内まで1日券が6ドルでしたが、10ドル札を入れたら、ジャラジャラジャラジャラ一体何枚硬貨が出てきたのか!と思ったら、Quarter(25セント=1/4ドル)が
16枚! 使い切るのに苦労しました。

2日目は、ダラス市内観光と日食の下見です。ダラスと言えばJ.F.ケネディ。彼の暗殺現場が一番の見どころになっています。DARTのWEST END駅で降りて、少し歩くとその一角があります。観光客がゾロゾロ歩いているのですぐわかります。広場に面したビルの6階から撃たれたということで、そこには6th Floor Museum があります。
(奥の茶色のビルの6階)

また、すぐ近くに真っ白な壁に囲まれた記念碑もありました。

中には礎石のような石があるのみ。

近くにあるはずのInformationを探したのですが見つからず。コロナ禍で閉鎖されたのかもしれません。

駅に戻って2駅乗ると St.Paul Station. このあたりはCultural Districtと呼ばれ、高級ホテルと美術館が軒を並べる治安のよい地域・・・のはずが、降りたとたんに怪しげな人たちがたむろしていました。 真昼間だし、他にも乗降客や通行人もいるので、足早に通り過ぎ、ダラス美術館へ。ここは入場無料ながら事前のチケットが必要でした。国内で予約してから行ったのですが、この日は第一日曜で、何と特別展の入場料20ドルが無料となるそうで、開館前から人が並んでいました。そうでなくとも見どころの多い大きな美術館で、印象派展が開かれていたので、たっぷり楽しむことが出来ました。
というよりも、圧倒的な展示数と内容で、国内で見る特別展とは桁違いの規模と感じました。常設展にも誰でも知るような作家の作品が目白押しで、アメリカの財力?と文化の高さに驚かされました。

明日の皆既日食の時間帯には外に出て、太陽の角度とビルに遮られないか、目的地の公園に行ってみました。思ったよりは小さな公園でしたが、監理も良く、ここなら大丈夫だろうと思い、疲れたので早めにホテルに戻りました。

続く。

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