北海道 その12022/05/12 12:27

コロナ不安が残る中、行ってきました、北海道。
新千歳空港で車を借りて Let's go! 車は新型FIT。乗ってみたかった車です。
日高自動車道を走り、向かった先はこちら。


 ん?何もない??
はい、そうです。



辿りついたのは襟裳岬でした。
そして、風速は恐らく20m近いでしょう。手がかじかむほどの冷たい暴風の中、振り返れば明日登る山が見えています。


左端のピーク、あそこに登ります。
明日も晴天の予報ながら、不安になるのは強風予報だからです。

明日登る山の風速予報:
               9時        15時
高度400m地点   16m/s [7℃]        21m/s [10℃]
高度600m地点       17m/s  [6℃]        23m/s [9℃]
高度800m地点       17m/s  [5℃]        23m/s [7℃]

平地の予報もやはり強風、寒い。出発前の予報と変わらず。ということで、我々は冬の装備です。(>_<)
ヒグマもいるし、この寒さ+暴風予報。一体我々は登頂できるのでしょうか?!

という訳で、暴風の場合は、上部の吹き曝しでバランスを崩すと危険でもあり、無理に登頂を目指さず、安全第一。また、お花を求めての旅なのでゆっくり撮影タイムを取りながらの山行となります。

翌朝も寒く、宿を出ると寒風が。30分程運転して登山口に着くと、広い駐車場に先客が4台くらい。
トイレを済ませ、しっかり着込み、熊鈴を複数装着して歩き始めます。


ビジターセンターから広い道を進むと登山口。早速ヒガラでしょうか、間近まできてご挨拶。鳥も沢山いるようです。


すぐに沢に出て、そこでブラシを利用して靴底を洗います。
ふと目をやると早速目指す花が!
いやいや、既に花園ですが、僅かに進むだけでこの景色。もう足が止まってしまいます。

エゾオオサクラソウ

他にも ヒメイチゲ、フイリミヤマスミレが沢山。


聞きしに勝る花の山です。幸いまだ樹林帯なので風も感じず、穏やかな日差しの中、このオオエゾサクラソウの群落がどこまでも続き、何度でもレンズを向けてしまいます。ああ、幸せ!
途中何人かの登山者に道を譲りつつ、花を求めてゆっくり歩いていくと、ようやく五合目の避難小屋に付きました。
ここから一気に視界が開け、山頂方面が臨めます。
テント式のトイレブースが2つあります。勿論、我々も簡易トイレ、持参しています。


つづく。

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