日食Tシャツ ― 2024/04/28 11:08
これまでに3度、皆既日食を見に出かけて、3戦3勝!という結果になりました。
これは本当に珍しいと思います。日食は本当にお天気次第。
どんなに晴れていても、太陽の周りに雲がかかっていればアウト。
いつも晴れるとは限らず、起こる場所も文明国で季節も良く治安もよくて、となると本当に機会は少ないです。
という訳で、一度でも見た人はその美しさに魅せられて何度でもでかけてしまうようです。私も、出かけるたびに、前回はここで見ました!という方々とお会いしますが、同じ日食を見た方ばかりです。
さて、記念に毎回、Tシャツと新聞を買ってくるのですが、Tシャツは現地で1度くらいは着ますが、流石に日本では着られず、だいたい箪笥の肥やしになっています。
折角なのでアップしてみました。
1度目:上海郊外の烏鎮にて。
母と一緒にツアーに参加。

これが裏面で、表は太陽が欠けていく様子になっています。
2度目:アメリカ、オンタリオにて。
妹と一緒に個人旅行。

3度目:アメリカ:ダラスにて。
一人旅。

over 60 アメリカ一人旅 番外編2 ― 2024/04/25 08:43
ダラスでは、自転車の代わりに電動キックボード?を使っている若者が多かったです。いずれ日本でも置き換わっていくかもしれないと感じました。坂道はどうなのか、わかりませんが。
トレーダー・ジョーズという人気スーパーでいろいろ買い物しましたが、サラダにしても量がとても多く、ヨーグルトは脂肪分ゼロが主流で、野菜はグラムで1個から買えるのは便利でした。いちごもブルーベリーもとてもおいしそうで安かったのですが、とても食べきれる量ではなかったので諦めました。
今回はギリギリまで荷物を詰め直して、結局非常に少ない荷物で出かけたので、やはりそれが良かったと思います。一番小さいサイズのコインロッカーに入るサイズのキャリーと、高尾山で使っている軽い20Lのザックのみです。
ただし、着るものはやはり山のものばかり。軽くて乾きやすいので。
また、容量がとても小さいので、お土産も含めて、もう少しスーパーでいろいろ買いたかったのですが、とても収まりきらないので諦めました。
その代わり、移動はとても楽でした。キャリーも、もう一回り大きいものを考えていましたが、これを帰りに満タンにしてしまうと、身動きがとりずらく、階段で苦労したと思います。日本に比べれば勿論、車いすの方が電車に乗ったりするのが当たり前になっていて、いろいろ工夫はされていますが、エレベーターがちょっと離れた暗いところにあったりすると、使うにも二の足を踏むでしょうし。
コロナ前にメキシコに行ったとき以来の海外でしたが、出入国の手続きも随分変わった感じがしました。自動チェックインが主流になっているのは国内と同じですが、ESTAを導入した関係もあって、入国時には昔書いていたような入国カードは不要で、代わりにチェックイン時に滞在先の住所を求められました。
帰国時はいつも通りの税関申告書を書きましたが、顔認証の機械を始めて使いました。
一人でアメリカ、凄いね!とも言われますが、基本的には国内と同じです。
ある程度の年齢でも、国内なら一人で行けますよね。私が一番重視するのは安全(治安)です。そのために、可能な限りしっかり下調べをし、今どきはライブビューでホテル周辺の様子も分かります。口コミも大事ですが、偏った意見もありうるのでそこそこに。 実際に行った方のブログ等も大いに参考になりますね。
また、安全はお金で買えます。下町の有名店でおいしい夕食を食べたければ、タクシーで行き来すれば問題ありません。私はそこまでして食べたい料理もなかったし、まあ節約モード全開でしたので、問題外でしたが。
同じ期間でも、普通の体力なら、私の1.5倍は行動できると思います。私の場合は、皆既を見られれればもうそれで全て満足、に近かったので、あとは無理せず、ゆったり過ごしましたが、午後も夜も目一杯遊ぶことも可能でした。
逆に言えば、この程度の行程ならもっとご年配の方でも無理なく行けると思います。長時間のフライトも予想外に苦になりませんでした。(ただし、直行便利用。)
今はヨーロッパが遠くなりましたが、もう少し円が戻り、あわよくばロシアの横暴が収まれば、すぐにでも行きたいものです。
一番気になるのは、いくらかかったかですよね?(笑)
羽田→ダラス→サンフランシスコ→羽田 の直行便が約30万円、
ホテル7泊×15000円
ヨセミテ日帰りツアー 30000円ほど
ミューアウッズ半日ツアー 10000円ほど
ですね。
これが高いか、安いか。微妙なところかもしれません。
1ドル150円の世界はこうなっています。(^-^;
最後に
そろそろ日食遠征組の記録もアップされてきて、少し拝見したのですが、最高の条件だったメキシコも、ダラスより継続時間が長かった都市も、また、ダラス空港でも、薄雲1つ無い空は難しかったようです。
その意味で、私は最高の体験ができ、本当に思い切って出かけてよかったです。
Ask, and it shall be given to you; seek and ye will find.
over 60 アメリカ一人旅 番外編1 ― 2024/04/22 12:37
まず、この超円安でアメリカに行く場合、今回のような目的がある場合は特定の日に特定の場所に居なければならないという制約があるので特別な例ですが、そうでなければ、まだまだ個人で行った方が安いと思います。
安い航空券もありました。それらはアメリカに行くのにソウル経由だったり台北経由だったり、はたまた米国内の別都市経由で30数時間だったり。
でも、それを逆手にとって、あちこちで観光しながら休み休み行くと思えば、それもありだと思います。
次にホテルですが、今回は2都市ともほぼ同額で1泊15000円ほどでした。
ダラス(近郊のGrapevine)は簡単な朝食付き、部屋セミダブル。ゆったりしていて勿論、バス・トイレ付。
サンフランシスコは本当に狭い部屋で洗面所と小さなクローゼットのみ。
トイレもシャワーも共同です。立地はとても良いですが。(フロント前に、時間限定の美味しいコーヒー・メーカー、24時間の給水機、電子レンジもありました。)

女性一人旅というのはかなりのネックです。今回フィッシャーマンズワーフ界隈で同じくらいの値段のホテルを検索していたら、とんでもない口コミを見つけでぞっとしました。ケーブルカーの転車場近くのホテルでしたが、「夜中に(外から入ってきた男が)別の部屋のドアを強打し、その後女性の悲鳴が聞えて・・・」というもの。
その点、このホテルは、入口もオートロックで、トイレに行く度にカードキーを持っていくのは面倒でしたが、夜中でも何の不安もありませんでした。
また、当然なのでしょうが、もうどこのホテルも歯ブラシはおいてありませんし、バスローブや寝間着などもありません。(石鹸やタオルはあります。)
ダラスではよくある粉の入ったパックを仕掛けるタイプのコーヒーメーカーがありましたが、なぜかブランドが違うのかサイズが合わず。とりあえず飲めましたが。持参のセラミック棒タイプの湯沸かしがとても便利でした。
因みに、バスツアー途中のスーパーでヨーグルトを買って、「お匙下さい」と言ったらCity Centerへ行って、と言われました。???
まさかのお匙無し!! ・・・どうやって食べたかは秘密です。(^-^;
その意味で、スーパーがあって果物を食べたり簡単な食事をしようと思ったら、機内預けにしなければなりませんがナイフやカトラリーは持って行った方がいいと思います。
ただ、アメリカと言っても大都市と地方都市は天と地ほど違います。地方はとてもフレンドリー。 Grapevine[ブドウの蔓 という意味で、ワイナリー多数] では、信号待ちの私に話しかけてきた男性も。「やあ、信号待ちですか?押し釦はこっち側のですよ(私が反対側をおしていたため)。僕は散歩中なんです。[ここで握手!] どちらから?・・・おお、そうですか。また街中でお会いするかもしれませんね!バ~イ!」・・・こんな感じです。
歴史博物館でも、建物にICEと書かれている訳もわかりました。昔々、冷蔵庫がないころ、氷の塊を入れて冷蔵庫代わりにしていたため、氷を量り売りしていた建物、とのことでした。そんな話や、テキサスという州の自然、歴史、暮らしぶりなどとても丁寧な説明を聞いて、誇りも感じました。ここへ来ただけでも十分元は取れたとおもうほど、楽しい会話でした。
また、私などは気を遣ってNative American (アメリカ原住民)と言うのですが、みなさんは普通にIndianと言っていたのが意外でした。 ここでも後から来た、アメリカの他の都市からの男性二人連れも、翌日の日食目当てということで、握手~!となりました。「幸運を祈りましょう!」と。
駅前からの無料シャトル、最終日は何とお休み。歩ける距離でしたし、それもあって決めたホテルですが、念のためInformationで、「歩いて帰っても安全でしょうか?、つまり、路上生活者等はいませんか?」と聞くと、「大丈夫!駅の反対側に数名いますが。私も散歩するコースですから。でもだいぶかかりますよ?Uberにしたら?」・・・勿論、歩いて帰りました。途中、リスを2匹もみつけて楽しかったです。20分で着きました。(実は、このホテルの数年前の口コミに、歩いたら、そのような人がいて怖かった、と書いてあったので。)
このホテルのシャトルサービスは便利でした。勿論、お迎えも頼めるのですが、きっとうまく会えなかったと思います。DFW空港は巨大すぎて、フロアも3層。同じ番号(D12出口、など。)でも階が違えば会えません。
通常は無料をうたっているからチップ不要らしいですが、最近はチップを渡すことも多いとか。最終日に2ドル渡すと、いつもはちょっと不愛想で体型もかなりふくよかなかなりのご年齢のドライバー女性が、破顔一笑、
"Have a good day!"
私もとても気分が良かったです。円滑な人間関係にチップは必須ですね。
チップと言えば、バスツアーにも必要です。15%渡しなさい、ということですが(勿論とぼけてしまうことも可能)、流石に円安で苦しいので10%強ということでお渡ししましたが、チップに10ドル、20ドル、というのもある意味痛かったです(笑)。
現地ツアーは勿論事前にネットで予約可能です。いろいろあるので便利です。
今回は、ヨセミテに行ってみたかったので、ロスとどっちが近いか調べたところ、サンフランシスコの方が少し近いようだったのでこちらにしました。
つづく。
over 60 アメリカ一人旅 Part5 ― 2024/04/21 21:24
いよいよサンフランシスコ最終日。この日はヨセミテ日帰りツアーです。
朝6時過ぎに集合場所に向かいます。薄明は始まっており、徒歩数分で到着。
しかし、他に誰もいません。・・・ん??
でも時間になるとミニバスが現れ、ほっとしました。
もう1か所の集合場所に行くと今度は団体さんが乗り込んできて、30名弱の座席は一杯になりました。これからヨセミテ国立公園にむかうのですが、なかなかに遠いです。途中トイレ休憩を兼ねてドライブインのようなスーパーにも立ち寄ります。
運転手さんがガイドを兼ねていて、運転しながら解説するのもなかなか大変ですね。市内を抜けてしばらく進むと、両側が開けてきて、辺り一面、果樹園です。確かに、果物王国というイメージありますね。
車中で簡単なお昼(さっき買った菓子パンとヨーグルトと飲み物)を済ませ、少し山中に入っていくようになると、そろそろヨセミテに近づいて来たなあという感じです。 だんだんそれっぽい大きな岩峰なども見えてきて、道中にはいくつかの滝が見えてきます。 うわ~っとカメラを握りしめ、窓に張り付いていると白いものが。あら、まだ雪が残っています。
両側に岸壁が迫るようになって、高度を上げていき、道もうねってくると有名なドンネルビュー。
絶景の撮影ポイントです。各国からの観光客が撮影中。
(クリックで拡大します。)
真ん中の小さな尖った岩が、ハーフドームです。
そこからまた一旦下って、駐車場などもあるヨセミテバレーに到着です。
ここで丸3時間の自由行動。
といっても、意外と行く場所はなく・・・。
とりあえず、2段に分かれているものの、大きな落差を誇るヨセミテ滝まで行ってみます。

そのあと、ビレッジの方まで歩いて行って、アンセル・アダムス・ギャラリーを覗いたり、ミュージアムを見て、また集合場所まで戻ります。

戻る途中でキツネをみかけました。人も多かったので、流石にブラウン・ベアはおらず。(^-^; 青いカケスの仲間のような鳥が沢山。
ここからまた延々とバスに揺られてサンフランシスコに戻ります。
途中の休憩場所で、念願の(?)In-N-Out Burger
でチーズバーガーを食べました。 これは美味しかったです。
夜景がきれいなサンフランシスコに戻ったのは21時過ぎでした。
さあ、明日は帰国です。
*帰国*
国際線は最低3時間前に、ということで今回も早めに行きますが、
路面電車とBARTで楽々です。 予め、メルカリで、スイカやパスモのような交通カード(クリッパーカード)を手に入れていたので、チャージしつつ使って便利でした。
空港では、AAのカウンターがない!・・・と探してしまいました。
HISで予約したときは全てAmerican Airline(AA)としてですが、実際は羽田から米国内はJAL(共同運航)で、米国内がAAというものでした。
なので、国際線フロアにAAのカウンターはなく、JALなのだろうと思うのですが、JALのカウンターには誰もおらず。ただ、人の列は出来ていたのでちょっと迷ったのですが、きっちり3時間前になったらスタッフが現れました。
チェックインして、セキュリティー無事通過すると、流石にほっとします。あとは搭乗口でゆっくり待つだけです。
少し揺れましたが、無事羽田到着。行きも帰りも「ゴジラー1」を見られてゴキゲンでした。預けた荷物もすぐに出てきて、お疲れ様!!
つづく・・・。
over 60 アメリカ一人旅 Part4 ― 2024/04/20 21:35
さて、無事サンフランシスコに着き、今度はBARTという鉄道で宿へ向かいます。
最近、サンフランシスコは非常に治安が悪く、軽微な窃盗は罰金も軽いため犯罪が横行している、と聞いています。 勿論、特に危険な地域ははっきりわかっているため、そこを避けるのは勿論ですが、公共交通機関であっても、真っ昼間以外は避けるべき、とされています。
なので、一人旅としては、空港発着の時間帯も人の多い明るい時間に限定して予約しています。宿も、比較的安全とされている沿岸部のフィッシャーマンズワーフに連泊します。 BARTでEmbarcadero駅まで行き、そこから路面電車F線でフィッシャーマンズワーフに向かえば、ホテルは徒歩数分。しかも、人気のスーパー、TRADER JOE'S (トレーダージョーズ≒トレジョ)の近くに取りました。
それにしてもアメリカは物価が高く、その上余りの円安で、涙が出ます。
ダラス滞在中は、結局一度も外食せず。
(高い、量が多すぎる、美味しくない、チップが面倒・・・が理由です。)
朝はホテルのワッフル+ヨーグルト、お昼はセブンイレブンの軽食、夜はホテルそばのファストフード店を試しましたが美味しくなくて、1度は、万一に備えて持参の非常食のパスタにお湯を入れて食べました。
*サンフランシスコ 初日*
もう夕方ですが、明るいので、やっとここへきてまともなものが食べられそう!と初日はトレジョに買い出しです。ダラスのホテルで水が500ml 1本が2ドルでしたが、トレジョは1本17セント! ちょっと量は多いものの、生ハム、クロワッサン、ツナ缶、サラダパック、トマト1個 の他、お土産のチョコ、ドライフルーツなどをゲット。部屋に戻ってゆっくり食べました。
このホテルはレトロな建物に通路・階段が入り組んでいて、トイレとシャワーが別で、各部屋とても狭いものの、建物自体も趣があって、コーヒーは淹れたてが朝7時~13時まで、水は24時間貰えます。
*2日目*
翌日は予約のキャンセルがあったため、丸1日自由行動です。
ダラスでは暑い日もあったものの、サンフランシスコは結構寒く、朝は薄いダウンを着て出かけます。
フィッシャーマンズワーフにしろ、ギラデリスクエアにしろ、早くても開くのが10時、11時なので、朝はゆっくりです。
有名なPiar39
アシカがゴロゴロ。向こうに金門橋。(クリックで拡大します)
中々に強い日差しです。
この日も、お昼にはトレジョ経由で宿に戻って優雅に(?)昼食。
午後の部はなし。・・・体を休めるために昼寝をして、起きるともう夕方でした。
相かわらず3時間熟睡?してあとはうとうと、が続いています。場合によっては起きてしまって、実はABEMAで叡王戦と名人戦の最終盤を見てしまいました(笑)。それはそれでとても楽しかったです。こちらの時間では午前2時とか3時とかでしたが。
*3日目*
7時半ごろ宿を出て、徒歩15分程の集合場所に向かいます。この日は半日バスツアーに申し込んであり、Muir Woods に出かけます。金門橋を渡って、巨木の森に向かい、帰りはサウサリートで散策後、戻るというコースです。
朝は霧の中でした。


しっとりとした巨木の森。STAR WARS 6で『イウォーク』が出てくる森がこれです。 しっかりした広い木道部分と、山道に分かれており、自由時間は90分だったので、歩道部分をループしてノンビリ歩きました。

この公園に向かう途中、車窓から野生の七面鳥が見えました。また、地層の面白い場所もあり、入園は予約制ですが、もう一度ゆっくりと来てみたいと思いました。
このあとは、お昼を兼ねてサウサリートに向かいます。

ザ・カリフォルニア! っていう感じですね。
サンフランシスコ市内に戻り、ドライバー且つガイドのお兄さんにしっかりチップも渡して、一旦ホテルへ。
又も昼寝後、折角なのでパタゴニア(登山洋品店)に行って、記念にパンツをゲットしました。
つづく。
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