空の旅2014/03/13 12:52

羽田~ソウル便で、久しぶりに右側に座ってみました。
最初に見えてきたのは、西武線の村山貯水池。
その次に見えたのは奥多摩湖でした。
雲取山までの稜線が雪をかぶって綺麗でした。
クリックで拡大します!

次は上日川ダムが綺麗に見えたので、大菩薩方面が分かりました。

甲武信ヶ岳辺りは雲がかかって、ちょっとピークがはっきりしませんが、大体、このあたりと言うことで・・・・。 ^_^;


上日川ダムと広瀬ダムのあたりです。

綺麗に稜線が伸びていますね。歩いてみたいです。

飛行機は伊奈市の方に向かいます。
特徴的な湖が見えてきました。美和湖だそうです。

となると、何と南アの鋸岳方面に連なっているようでした。

最後は雪が綺麗に地形をあらわしているので、一枚。

伊那市でした。

この日は雲がかかっていて、あまり遠望が利きませんでした。
八ヶ岳もあまり山頂が見えず、後から見てやっと分かりました。
遠くに見えたのは乗鞍岳と、雲の合間に北アヶ見えたようでしたが、これもぼやけていて、ダメでした。

この路線は、いつものように左側の窓からの方がよさそうです。
でも、春の雪でコントラストがついて、後から調べやすかったです。

旅行記は続く・・・。

摩尼山 (마니산)2014/03/13 18:04

韓国 江華島にある、摩尼山(마니산 まにさん)へ行ってきました。
ソウルからバスで2時間ほどの江華島にあります。
摩尼山は韓国の人々にとって聖なる山です。稜線に塹城檀(チャムソンダン)という場所があり、始祖、檀君(タングン)が天に祈りをささげた場所ということになっています。山と言っても標高は500mに達せず、階段でも登れるというので行ってみることにしました。

◆行き方◆
ソウルの地下鉄 2号線 『新村(シンチョン)』駅の4番出口をでてまっすぐ進みます。スターバックスを2軒通り過ぎて、アートレオン(artreon)という映画館の前に赤いバス停があります。


3000番、3100番のバス停

江華島方面に行くのは3000番と3100番のバスです。
3000番は1時間に2~3本程度に出ており、ここを始発として江華島のバスターミナル(終点)まで行きます。
3100番は、摩尼山の登山口まで行くようですが、便数が非常に少なく利用しにくいと思います。時刻表をアップしますね。
(クリックで拡大します↓)

★縦に4列ありますが、平日と土曜日の「新村」発は左から2列目、
日曜日と公休日は一番右の列になります。
つまり、平日・土曜日は6:30, 8:00, 8:20発 ~ です。ちょっと利用しにくいですね。
(一番左側は、終点のファド(華道)から新村行きの出発時刻です。6:05、6:20~ですね。帰路の参考になりますが、ちょっと紛らわしいですね。)
(ちなみに、3100番を利用して行く場合には、終点の1つ手前に「摩尼山入口」(マニサンイック)があるようです。)

と言う訳で私たちは3000番で行きました。2時間弱でまず江華島のバスターミナルに到着です。案内窓口があって、『日本語のパンフありますか」と尋ねると、中に招き入れ、パンフを広げて書き込みながら説明してくれました。

ここからは40番バスに乗って摩尼山に向かいます。終点の「ファド」で降ります。着いたら、T字路になっている広い道路に向かって歩き、それを左折すると、駐車場と、アーチが見えてきます。そこが入り口になります。
案内書のおじさんが徒歩5分だよと青で書き込んでくれました。
クリックして下さい。↓

<地図①>

このあたりから見る摩尼山は、王冠のように見えます。

コンビニのGS25と、その先のアーチをくぐると券売所が右側にあります。

◆コース案内◆
入場料 W1,500(150円程度)を払って歩き始めますが、見事に舗装道路です。
<地図②>

先ほどのコース図と見比べてみてください。
坂道をえっちらおっちら登っていくと分岐に出ます。
右に折れると、なだらかな『檀君路(タングンノ)』、まっすぐは『階段路(ケダンノ)』です。

檀君路の分岐。(こちらにすすむ場合は右に渡ります)

我々はまっすぐ階段路にしました。
さて、先ほどから案内図を見つつ大きな疑問がわいてきました。というのは、私たちが持っている韓国百名山のコース図では、塹城檀(チャムソンダン)から更に20分稜線を進んだ地点が山頂になっているのに、
こちらの図は全てチャムソンダンが山頂となっているのです。おかしいなあと思いつつ、とにかく登ってみました。
確かにひたすら階段です(笑)。


お寺の石段を上がっている気分です。かなり急になっていき、1004段あるそうですが、振り返れば海が見えますし、手すりもあるので、登りはこちらで正解かもしれません。
凍結時は危険なので登山はお勧めしません。

賑やかな声が上から降ってくるようになると、間もなく塹城檀(チャムソンダン)の入口です。 ゲートがあるので、閉鎖されて入れない時もあるそうです。何人かが祈りをささげていました。
進む方向を見ると、人が沢山いる所が「山頂」のようでした。

(で、さらにその先の三角のピークが、実は真の山頂のようです。)

ちょっと歩けばすぐでした。ここに「摩尼山」と書いてあるし、まあとにかくここで写真を撮って一休み。
海が見えます。
私たちは途中でお昼をしてから登ってきたのですが、それでも80分程で着きました。
実はソウルからのバスで一緒になったおじさん2人組と抜きつ抜かれつ登ってきたのですが、山頂でまた会いました。
マッコリやらお菓子やら果物まで頂いて、楽しくおしゃべり。実に親切な温厚なお二人で、江華島のターミナルでは、本来と違う場所に停車していた摩尼山行きのバスからわざわざ降りてきて、「こっちだよ」と教えてくれました。

さてさて「山頂」ですが、この先を一旦下って登り返した尖ったピークが本当の山頂のようです。

事前にネットで見た画像でも「危険」という標識があり、馬の背の岩場になっているようです。ロープはありますが、前日に雪が降ったこと、凍結していると危険なこと、寒くて身体が固まっていることに加え、少し観光もしたいので、ま、いっか、とここから引き返すことにしました。

帰りは檀君路にしました。しばらくは海を左手に、稜線漫歩を楽しみながらどこまでも進みます。
振り返るとまたチャムソンダンが見えています。隣の三角が『山頂』でしょう。

時々ちょっとした岩場を抜けながらかなり進むと、ようやく階段が現れ、しかも相当な急降下です。

この稜線を降りるのでしょう。良く見ると人が集まっている場所もあります。

階段を下りていくと分岐に出ます。
ここはどうやら<地図③>で、稜線の途中から登山口に降りるショートカットの分岐のようです。 (地図では沢山の人が擦ったせいか、絵が消えて光っている部分です。)

そうそう、この山は英語表記がありませんね。 ^_^;
매표소(メッピョソ) ・・・券売所(入口のところですね)
단군로 (タングンノ)・・・檀君路
참성단 (チャムソンダン)・・・塹城檀  です。
なお、この画面にはありませんが、
게단로 (ケダンノ)・・・階段路   になります。

<地図③>
尾根の途中で、磨かれてツルツルになって文字が読めない地点がここです。

実はここでも出会いがありました。
40代くらいでしょうか、ご夫婦が降りていました。『お先に』などとちょっと声をかけて歩いて行こうとしたら、何と「一緒に」と日本語が返ってきました。
私たちが日本語で話しながら歩いてきたのですぐに分かったのでしょう。

ご主人は山が好きで良く歩いているそうでした。ずっと一緒に歩きながらしゃべっていたのですが、奥様は日本人が来る職場なので少し話せるし、ご主人も少し習ったそうですが、何とお子さんたちが日本のアニメの大ファンで、一番うまく話せるそうです。
ところどころ韓国語・英語も交えながら楽しい会話でした。

また、日本では「テマド」にだけ行ったことがあるとのこと。「テマド」??
頭の中を漢字が駆け巡ります。
テ→漢字の読みは多分「ダイ」だから、大?台?・・・う~ん。 「ド」は島だろうな。・・・あれ、テマド、どこかで聞きいた覚えが・・・。
あ! 「対馬」だ!  (テマド=対馬島)
今見ているドラマ「大王世宗」に対馬の日本人が攻めてくる場面があり、テマド、テマドと言っていたのを思い出しました。

駐車場に着き、別れようとすると、「私たちは金浦から車で来ているから、金浦でよければ送って行きますよ。一緒に行きましょう!」と誘ってくださいました。
私たちは伝燈寺(チョンドンサ)にも寄ってもう少し観光をしたかったので遠慮したところ、「なら伝燈寺まで送ってあげます!」ということで、有り難く載せて頂きました。
本当にご親切で、山の話も出来て嬉しかったです。

で、伝燈寺のお話はまた・・・。

北岳山 ソウル城郭めぐり2014/03/14 16:38

ソウル3日目は、前から気になっていた城郭巡りに出かけました。
ソウルの中心、世宗(セジョン)大路の突き当たりにある景福宮(キョンボックン)、その後ろの大統領府 青瓦台の後ろに控える山、北岳山に通じる城郭を歩きます。

ソウル城郭は一周できますが、1日では無理なので、北岳山に登るこのコースのみをご案内します。
先に山に登って下る方が楽だと思うので、画面左から右へのコースでご案内します。

◆行き方◆
地下鉄3号線 景福宮駅3番出口を出て、山に向かって真っすぐ歩きます。
しばらく歩くと緑色のバス停が見えてきます。

この中で、1020番、7022番、7212番(一番上、一番下とその上の3系統)を利用し、ここ(キョンボックンニョク:景福宮駅 画面の赤●印)から5つ目のバス停 「チャハムンコゲ」(紫霞門峠)で降ります。
(Mさんの綺麗な手をお借りしました。)

バスを降りるとすぐにここが目に入ります。この階段を登り、受付をします。


これが彰義門、別名 紫霞門 です。

さて、ここは大統領府の裏山に当たるため、身分証明書を提示し、申込書に記入して、社員証のように首から名刺大のカードを下げて歩きます。(この区間のみです。)
夏は9時から、冬は10時からですが、3月は夏だったようです。思い込みで10時からだからゆっくり行こうとしたら、既に人が大勢来ていてあれ?と思ったのですが、私の間違い・・・と思ったら・・・
★パンフ類、HPなどを調べると、3月まで冬時間のものと、3月は夏時間の者が混在していました。2014年で言えば、3月は9時からの夏時間でした。
(と言うことで、訂正致します。)

さて、ハイキングの開始です。

◆コース◆
<彰義門→粛靖門(マルバウィ案内所)まで>

ひたすら階段です。

このまま山頂まで階段が続きます。

途中、随所に見張りの兵士や、黒服のお兄ちゃん達が立って警戒中です。
この辺りの撮影はOKですが、山頂近くは撮影禁止です。ご注意を!
向こうに見えるのは北漢山(ぷっかんさん)です。10月に登りました。

山頂です。北岳山、別名白岳山だそうです。
この下が大統領府。

さて、ここからはひたすら下りです。

さらに進むと、1968年に北朝鮮の武装ゲリラが襲撃し、激しい銃撃戦となった時に銃弾を受けた松の木があります。打たれた場所に赤い印がついていました。
途中、青雲台という休憩場所からは、景福宮や世宗大路が綺麗に見えますが、勿論、撮影禁止です。残念。
この広場のすぐ手前の城壁には、これを作った人たちの名前が彫りこまれており、一部は分かりやすいように朱が入れてあります。


北漢山が大きくなってきました。

粛靖門まで来ました。

この先のマルバウィ(馬岩)案内所で、先ほどのプレートを返却します。
とても綺麗なトイレもあります。

しばらく城壁に沿って歩いたのち、成均館大学方面の臥龍公園(ワンリョンコンウォン)を目指して歩いていたのですが、標識に沿って歩いていたのに途中で指示がなくなり、三清(サムチョン)公園だけになってしまいました。
変だな変だなと思いつつ、相当歩かされて辿り着いたのはやはり三清公園。
標識を見て唖然としました。方角が全然違う・・・。

仕方ないのでそのまま道なりにすすみ、三清洞の雑踏を尻目に安国駅まで歩かされる羽目に・・・。まあ、よく歩いた1日でした。
ちなみに、もう1区間先まで歩くと、恵化門までになります。

韓国観光公社のHP(日本語あり)はこちらです。↓
http://www.chf.or.kr/c1/sub5_4_jap.jsp

このコースの逆回りは、その意味で入口も分かりにくいため、あまりお勧めしません。逆回りの紹介はこちらにありました。↓
http://www.seoulnavi.com/special/5034510

う~ん、どこで間違えたんだろう・・・。 ^_^;

ソウルの旅 番外編2014/03/14 20:38

今回は2009年に初めて済州島(チェジュド)を訪れてハルラ山に登ってから12回目になります。韓国語を勉強し始めてちょうど2年になりました。
まだまだではありますが、旅行中のちょっとした会話などは結構楽しめるようになり、「民間交流」を推進中です(笑)。

◆Part 1◆ 民間交流編
今回はテレビ画面で何度も安倍さんや慰安婦の場面を流しており、イヤ~な予感がしたのですが、とんでもない、思いがけない場所での暖かい交流ばかりでした。
その① 摩尼山への旅では、バスで一緒になり山頂でご馳走になったおじさん二人連れに非常に親切にされたこと。
その② やはり摩尼山からの下山路で日本語が分かるご夫婦と話が弾み、伝燈寺まで車で送って頂いたこと。
 伝燈寺


その③ 北岳山で警戒する黒服の若者のうちの一人が、私たちに向かって「ヨンサマハウス」と声をかけてきたこと。
え?と振り返ると若いお兄ちゃんがニコニコしていました。それで、あ、「ヨン様ハウス」だと分かりました。(^-^) 日本人のオバサン2人連れと見て、教えてくれたのでしょう。物々しい警戒の中、思いがけない言葉と笑顔に、心がほっこりしました。
ちなみに、この中の白いお家だそうです。さてどれでしょうか??

その④ 地下鉄の中で若い男性が日本語で話しかけてきたこと。学んでいる日本語を使う機会を必死に求めているという印象でした。 アニメにも詳しいし、ドラマも見ているそうです。 車内のみんなが聞き耳を立てているかと思うと私たちは気が気ではなかったのですが(好ましく思わない人もいると思うし、内容が分かる人も意外と多いと思ったので、どんな内容が飛び出すか心配でもありました)、幸い無事に話し終えて別れました。

その⑤ 帰りの地下鉄の車内で、Mさんが腰をかけると早速話しかけてきた隣の席のおじさんが、我々が日本人と分かると、降り際に「さよなら!」と日本語であいさつしてくれました。

       *********************
両国のトップ同士は険悪な雰囲気ですが、それはそれ、普段着の日本人のことはよく分かっている、という印象でした。 そして若者ほど、日本の文化、特にアニメ・漫画の影響力は凄いなと改めて感じさせられました。  

       **********************

◆Part 2◆ 「どうなってんの、このバス」編
日本と同様のことも多い中、だんだん地元の人並みに行動すると、戸惑うことも多くなってきました。前回なら、行き先が書いてあるのに、それと正反対の方向に行ってしまった市内バス(民俗村行きと書いてあったのに、全然違う駅まで行ってしまいました・・・。)が一番の驚きでしたが、今回もローカルバスに驚かされました。

伝燈寺の見学を終え、表通りに出るとバス停が見えました。こんな感じです。

風よけもベンチもある!ラッキー!! しかも、壁面には○○番は△分後に到着、とか、○○時に出発、などと電光掲示板に流れます。
で、1番バスがあと2分で到着、というので安心して座っていると、向こうから1番バスが来たのですが、何と、追い越し車線のまま猛烈な勢いで通過して行きました。
え?!なんで~??

Mさんと顔を見合わせて呆然。 仕方ないので次を待ちますが、しばらくきません。やっと来たので今度こそ、と立って待っていたら、これまた全くスピードを落とさずに通過しようとしたので、飛び出して行って手を振って止めました。
「バスターミナルに行きますか?」と尋ねると「1番だ!」と叫んでまた行ってしまいました。
待っている人がいるのに何で止まらないの?!と憤慨しつつ、再度バス停周辺を調べていて、はっと気づきました。

このガラス張りの待合所の名前は「伝燈寺後門」で、電柱の先の黄色と水色のバス停は「伝燈寺南門」ではありませんか。
どうやら案内掲示は待合室風のこちらで出るが、バスの系統が違うため、私たちが黄色いポストの前に立っていなかったことから、乗らないと判断して通過したようです。

どんどん時間は過ぎても1番バスが来ません。なぜかガラス壁の裏側に3100番バス(摩尼山入口~ソウル新村駅)の路線図があったので、じゃあこれでまたソウルまで戻ろう、と待っていたら、来るべき時刻になっても全く気配なし。
何で~!!
・・・そう言えば、なぜ室内ではなく外側に貼ってあるのでしょう。不安は的中、
路線図を良く見ると往復のコースが併記してあり、この伝燈寺あたりのバス停の名前が微妙に違うのです。ここは伝燈寺後門ですが、片方は伝燈寺入口(か何か)で、こことは違うではありませんか。ひょっとして・・・。

結局ここで1時間以上待った上、全然来ないバスを諦め、さらに滅多に来ないタクシーをやっと止め、バスターミナルに戻ったのでした。
その時向こうから1番バスが来たのが見えましたがもう仕方ありません・・・。
(>_<) 

恐るべし、市内バス!

高尾の春2014/03/22 23:57

先週、今週と高尾山に行ってきました。
先週は日影沢林道を上がり、城山を巻いて3号路経由で高尾病院に降りましたが、花は殆ど見かけないという寂しい状態でした。
日影沢もこんなに雪が残っていました。

今週は久しぶりに6号路を上がり、途中で稲荷山尾根に出てから富士見台園地を経て、ぐるっと回ってまた3号路経由で高尾病院に降りました。
先週は見なかったアオイスミレとヤマルリソウが咲いていて嬉しかったです。
やっと春が始まった気がしました。

アオイスミレ

タチツボスミレ

ヤマルリソウ

来週はもっといろいろ咲いていることでしょう!