ピピ ― 2019/11/21 16:03
うちのインコ、レモンは母に先駆けて逝ってしまい、日曜日にはのこりのピピがいきなり体調不良に。
思い当たる事はなく、驚くばかりでしたが、とにかく保温が鉄則。カゴも小さいものに変えて30度に。
それでもみるみる弱って、もう瀕死状態となり慌てました。
餌も食べていない様子。これでは手の打ちようがありません。
午前1時ごろまでじっと見守りつつ、翌朝恐る恐るカゴを覗くと、まだ生きていました。
止まり木に普通の姿勢でとまることができず、呼吸もやや荒い様子。
これでは今晩持たないなと覚悟しました。なすすべもなく、とにかくそこら辺に餌をばら撒き、ひたすら保温。
朝起きたら死んでいた、というのは余りに可哀想なので、カゴは寝室に移動し、カゴの上にLEDのミニライトをつけたまま(鳥は明るくても寝ますし、明るければいつでも餌がたべられます)、時々布団の中から様子を見ていました。
すると、夜中も時々、もそもそ動いています。餌や水を取るところは見られませんでしたが、多少は口にしているのでしょう。さもなければ、とっくに死んでいるはずです。
朝になると、相変わらず姿勢は保てず、床から差しかけた木の梯子に寄りかかっています。右脚は骨折でもしているのかと思いました。
が、顔色は良くなっているように感じられます。
少量のフンがあるので、少したべた事は確認できました。呼吸も楽になったいるように見えます。しかし、相変わらずじっとしています。
かかりつけの名医の先生のところに連れて行っても手の打ちようが無いか、移動に耐えられないと思い、諦めていたのですが、本人の様子も少し落ち着いて見え、また、少しですが餌を食べるところも確認できたので、今朝先生のところに連れて行きました。
相変わらず先生の見立ては的確で、なるほどと思うご説明でした。
まず高齢である事。いつのまにか8歳半!
広いカゴでいいかと思いきや、人間と同じで、餌のところへの移動が苦になつてきて、食事量がへつているはず、と。お腹を触って、この子は凄く痩せていますよ、との指摘にびっくり。むしろ太り過ぎかと思っていました。
それで、急に寒くなって、もちろんヒーターで保温しているものの、ちょっとしたことで(心当たり有り!)寒いな、となると少しずつ弱っていた脚に、いきなり力が入らなくなって、止まり木にとまれないようになっているが、骨折ではないそうです。
なので、このままこのカゴで大事に余生を送らせることが良いだろうとのことでした。また、呼吸器も弱っている様子なので、抗生物質と、ヨードとビタミンのお薬を処方されました。飲み水に入れれば良いので簡単です。
それにしても一時はもう覚悟しました。ああ、ピピまで!と。
余生は短いと思いますが、病気でなく自然に生ききって欲しいです。

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