キッチン混合栓の交換2010/05/02 23:17

キッチンの水栓から水漏れしていたので、ネットで混合栓を購入し、自分でつけることにしました。TOTOの商品ですが、半額以下で買えます。
販売サイトでは10000円で取り付けも頼めます。ダメならその方法で、と考え、妹に助けてもらいながら、今日トライしてみました!

多分、一番ネックになるのは、取外し方法でしょう。水栓販売サイトでも、画像入りで説明が載っています。
しかし!
実際には、微妙なところが省略されて?おり、それだけで実行するのは難しいと思いました。
うちの水栓は、7年前の商品でしたが、同じTOTOなので交換は可能ですが、取外しに特殊工具が必要らしく、また既に廃番となっていて、情報がなく、それがまず第一関門でした。

まず、TOTOに問い合わせると、施工説明書などをメールに添付で送ってくれました。工具についても教えてくれましたが、その工具はネットで販売されていましたし、さらに検索すると、13ミリのレンチで代用できることも分かり、DIYでの交換を決めました。

シンクの裏を覗くと分かりますが、狭いスペースで作業しなければならず、合う工具がないと難易度アップです。あとは、モンキーレンチで外すことができました。
では、ご覧下さい。

① キッチンの止水栓を止めます。うちのは、マイナスドライバーをまわして止めるタイプです。
水を止めたら、本当はホースと直結している金色の金具(ソケットの上部)をホースから外し、次に止水栓とソケット本体(金色のの金具から、銀色の金具まで)
を外さなければなりません。実はそれで手こずりました・・・。

② さて、シンクを下から覗くと、留め具が見えます。この金色の筒状の金具で留められているので、これをレンチで外します。意外と簡単に外れました。
外れると、水栓本体が土台から動くようになります。留め金はシンク下に外しておきます。
このタイプは比較的新しいようで、ネットに紹介されていた方法はもっと旧式で、面倒なようでした。この部分の形状次第で難易度は増しそうです。

しかし、型番を調べたり、取り付け時の説明のパンフなどが手元にあればずっと分かりやすいですね。無くても、製造元から必要な情報を得られればクリアできると思います。

③さて、止水栓と給水ホース本体を外します。①の画像と見比べると分かりますが、本来は、金色の、給水栓の上の金具から外すようです。それによって、ホースのみと、ソケット部分(金色の金具から銀色の金具まで)に分かれ、3センチほどの穴からホースだけを引き抜くのです。

しかし、このソケットを止水栓と分離するための金色の金具の外し方が分からず、仕方ないので、ソケット部分ごとモンキーレンチで外し、下の画像のように止水栓のみが残っています。

その際、どんなに力を入れてもビクともせず、万事休すかと思いましたが、「逆回し」ということに気づいて、何とか外せました!!(実際にはあまり力は要りませんでした。そういえば、水栓金具はみんな 普通のネジとは逆回しだったような・・・??)

しか~し!!
このソケット部分がホースに残っていると、上部の小さな穴から抜けないのです!! ダメなら切って分離するか、と思いましたが、このホースはとても硬くて、切れません。
弾力は多少あるので、もう無理やり上から片方のみ何とか引き抜きました。(力仕事は妹の担当!?) 
それで、残りの1本は穴を通して楽に抜けますから、やっと取外し終了です。

が、このソケット部分も、ホースとの連結がラチェット式で、ラクラク外せるタイプもあるようでした。
とにかく、これでシンクには小さな穴が開いた状態になります。


今度は今までの逆の作業になり、まずはこの穴に新しい水栓の2本のホースを上から通せばよいのです。

④とにかく、外せればもうそれで99%成功したようなものです。
というのは、あとは製品についてきた取り付け説明書を読めば、誰にでもそこそこ簡単に、しかも力も要らずに付けられます。
新しい商品は、シンク下に潜る必要は一切なく、水栓本体を、上から留め金を挿入して固定できるようになっています。

上からホースを通し、本体を固定し、今度は止水栓に新しいソケットを取り付けます。使うのはモンキーレンチです。
ソケットをつけてしまえば、あとは湯と水を間違えないようにホースをソケットにただ差し込むだけです。あっけないくらい簡単です。
しっかり差し込んだらまた止水栓をまわして通水します。

・・・ということで、取り付けは画像共省略し、出来上がりはこんな風になりました。
浄水器の白いホースが付いています。


あとは水漏れがないか、お湯が出るかなどを確認して、無事終了!
ほっとしました。(笑)

何といっても、成否のカギは、古い水栓の取外しにかかっています。
資料をそろえ、工具をそろえるところから始めます。
できれば、手伝ってくれる人がほしいですね。

私も今回は初めて妹に手伝ってもらいましたが、笑い話のようですが、途中で、「シンクの穴が小さすぎて、取り付け金具がはまらない!!」とパニックになってしまいました。

よく考えれば下部に使う部品は三日月形になっていてうまく穴を通るようになっていますし、あとはホースさえ通ればよいのであって、上部に残る丸い金具は、穴より大きくて当たり前でした。上下でシンクを挟むのですから。
でもネジ回しに体力と気力を使い果たしてしまい、頭が真っ白になってしまうのですね。
今回は二人で相談しながら何とかクリアできました。

水回りのDIYでは、暖房便座(ウォシュレット)の交換、風呂場の混合水栓の交換、洗面所の単純な蛇口の交換を一人でやりましたが、今回は思い込みのせいで、一番難しかったかもしれません。
でも、結果オーライということで、3万円位は節約できました!(笑)

落ち着いて時間のある時に行えば、大丈夫、あなたにもできます!

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://flora.asablo.jp/blog/2010/05/02/5057503/tb