道後山2017/10/06 21:54

広島と鳥取の県境にある300名山の道後山に行ってきました。
月見ヶ丘の駐車場まではすれ違いもできない狭い道で冷や汗をかきましたが、本当に素晴らしい花一杯の、大展望の山でした。

駐車場は既に一杯。トイレもあります。

駐車場にある案内板。
拡大できます。↓

いきなりマツムシソウの大群落!

小さいのに目立つ、色の濃いゲンノショウコ。西日本はこの色が多いそうです。

イヨフウロ。四国フウロとも。
ハクサンフウロとの違いが判りません・・・。


リンドウ

もうブーケのようです。

ワレモコウ

まずは岩樋山に。向こうに道後山が見えます。

ヤマハハコ

一旦降りて、大池経由で道後山に向かいます。
大池。

センブリも一杯。

道後山。

360度の展望です。うっすら大山も見えました。

咲いていた花は、他に
メタカラコウ、ヤマソバ、ヤマラッキョウ、アキチョウジ、カワラナデシコ、ウメバチソウなどでした。
途切れなく花が咲いていて、写真ストップでなかなか進めないほどでした。

比婆山連峰 ルート編2017/10/06 22:46

休暇村吾妻山ロッジに宿泊して、比婆山連峰を歩きました。
吾妻山から比婆山御陵まで歩き、一部巻きながらもピストンしました。
道後山と違い、意外と歩き応えがありましたが、変化に富んでいて素敵な山でした。

ロッジを出発。吾妻山を目指します。

池の向こうにロッジが見えます。

吾妻山に着きました。



次は大膳原を抜けて比婆山の方に向かいます。

途中にある分岐、横田別です。
拡大できます↓



まずは出雲烏帽子山に登ります。
山頂かなと思うと標柱しかありません。

あれ?と見回すと、条溝石→ という標識が。
辿るとすぐに広場に出て、ここが山頂のようでした。
名前の由来でしょうか、烏帽子岩↓ や、

人工的に溝を掘ったと思われる条溝石があって、古事記の道という説明板があります。

稜線に戻って、あとはなだらかに進みます。

御陵(比婆山)に着きました。

古事記のイザナミのお墓と言われる岩があります。


その後少し先から一周して太鼓岩などを見て戻ってから、更に進み、
左手の分岐に入ってトラバースしながら戻ります。
ブナの純林を歩く道です。


帰りは烏帽子山を巻いて大膳原に出ます。

吾妻山を巻いて、南の原に向かう道です。


やがてキャンプ場に出て、大池を抜けるとロッジが見えました。


ロッジ前の池はすっかり秋の雰囲気ですね。

吾妻山までの往復なら、家族連れでも楽しく歩けると思います。

比婆山連峰 お花編2017/10/06 23:22

道後山のように全山花で溢れているという訳ではありませんが、比婆山連峰も随所で大群落がみられました。
まずは、ロッジ前の大草原はマツムシソウ、ツリガネニンジン、ワレモコウなどの大群落です。





池のほとりには、首を垂れたキセルアザミの群落が。

アケボノソウも綺麗です。

こちらはタンナトリカブトだそうです。
少し優しい感じがしました。

途切れなく咲くヤマラッキョウ。

大膳原にはものすごい数のヤマラッキョウが。
↓アップでご覧ください。

リンドウも凄い花の数です・・・。

カワラナデシコも時々はっと目を引きます。

大膳原にはウメバチソウの群落も。

固有種のコゴメグサでしょうか。

センブリ

山で目立った、ユキザサの赤い実。
花の頃もさぞかし見事な群落でしょう。

アキノキリンソウ

初めて見た、キクバヤマボクチ。
葉が菊の形ですね。

花もシックです。

サワフタギ

キバナアキギリもひっそりと咲いていました。

スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース2017/10/19 18:26

猿之助さんのワンピース再演を心待ちにしていました。
シネマ歌舞伎で昨年見て、これはやっぱり本公演を見なくては!と楽しみにしていた公演です。

ところが、2年ぶりの再演後すぐに、何と花道のスッポンに左腕を巻き込まれて骨折してしまいました。
驚き、悲しみ、本当に心配していましたが、幸いどうやら指も動くそうで(一門の猿三郎さんのブログ情報)、どうかゆっくり回復してもらいたいものです。

もともと若手公演が挟まれていたため、そこで猿之助さんの代わりに主役を務める予定の尾上右近さんが、そのまま通常公演でも主役を務めています。
今日は久しぶりに演舞場の一等席!で見てきました。

シネマ版は2時間に圧縮したものなので、本公演とはやはりスケールが違いますね。猿之助さんが出ていなくても、これは猿之助の歌舞伎です!

この漫画をスーパー歌舞伎でと見抜いたその才能とプロデュース力、演出力に脱帽です。
そして、やはり感じるのは、歌舞伎役者の身体能力と演技力の確かさです。
若手といってももう10数年の演技歴を持った人たちだということを改めて感じました。そう、猿之助さんが舞台上に居なくても十分見ごたえのあるお芝居なんですね。


右近は女方ですから、綺麗です。そして、主人公のルフィもとても生き生きしていて、素晴らしかったです。会場の人もみな応援する気持ちで一杯でした。

本公演の切符を買った人は、若手公演との差額を返金してもらえます。
右近の頑張りを見に行って見ませんか?!

これは絶対お勧めの公演です。(残席まだあります。)
宙乗りも2回あります。
タンバリン購入もお薦めします!(買いそびれた私・・・。)
持っていると、とっても盛り上がります。
ちょっと勘三郎の新作歌舞伎を思い出しました・・・。

ワンピース公式サイト↓
http://www.onepiece-kabuki.com/

猿之助さんからのメッセージも載っています。

・・・でも、素晴らしかったからこそ、猿之助で(も)見たかったなあ!!!
再再演があれば、また絶対行きます!