韓国 海印寺 (世界遺産)2015/03/10 22:51

以前から行きたかった海印寺(ヘインサ)ですが、河回村と同様に、韓国の真ん中にあってアクセスが悪く、機会を逃していました。今回はこの2か所を訪れる目的での訪韓です。
海印寺へのアクセスの起点はKTXの停車する東大邱(トンテグ)駅です。
(私は安東からでしたから、高速バスで。1時間半程度、W10,000でした。)
ここからは、東大邱駅前の地下鉄1号線(しか通っていません。コインロッカーあり。)で12番目の聖堂池(ソンダンモッ)駅で降ります。
3番出口の目の前が西部バスターミナルです。小さなバスターミナルで、窓口も1つです。「ヘインサ(海印寺)」と言えばOKです。昼前後は40分間隔のようでした。チケットと共に、時刻を書いたモニターを見せてくれるので言葉が通じなくても分かりますよ。乗り場(2番)を書いたチケットを貰います。(一般バスなので自由席、W7,100)
私は待ち時間に構内のコンビニでおにぎりを買って食べました。ベンチが沢山ありますし、バスも早めに来て停まっているので、乗って待ってもいいですね。
最初は高速を走り、その後一般道を経由してあちこち停まりますが、海印寺は終点なので大丈夫です。日本と同様に、どうやら『自由乗降車』のようで、「ここで降ろして!」をやっていました。
海印寺は、終点の1つ手前が「海印寺入口」(ヘインサ・イック)で、ここからの方がお寺には近いとネットの書き込みを読んだので、私はここで降ろして貰いましたが、放送は無かったし、私も二度ほど運転手さんに大声で確認してからでしたので、一般的にはちょっと難易度が高いかなと思います。
(西部バスターミナルからは所要約70分。)

         ↓海印寺入口

終点まで行った場合は、車道をここまで戻ることになります。(15分位かかるとか。)ここからも長いです。1キロ歩きます。

ここは伽耶山国立公園の中にあり、登山基地でもあります。
もう少し季節が良ければ是非登りたいところですが、アイゼンをぶら下げて、何人も登山者が登って行きました。


舗装された道を延々登っていくとようやく門が見えてきます。
高名なお坊さんのお墓らしき立派な碑が並んでいます。

ここから山門をくぐって向かいます。随分急な石の階段が何か所も続きますが、お参りの人でしょうか、沢山の法衣を着た人を見かけました。
本当に大規模なお寺です。



瓦屋根が続く美しい風景で。是非拡大して見て下さい。↓

この階段を上ると、世界遺産の八萬大蔵経を彫った版木が大量に保管されている大蔵経板殿になります。本当に急な石段です。


大蔵経板殿は横に長い建物です。撮影禁止。

前を通って出口の先に、経版の説明があります。
こういう木片の両面にお経を彫って、それを何万枚も収蔵している訳です。
中の様子を示した大きなパネル。↓



書籍や数珠などのお土産を売る建物もありました。余り食指の動くものはなかったので何も買いませんでした。

後は、来た道を戻ります。帰路は、「海印寺入口」からバスに乗ればテグに戻れます。小さな券売所とオレンジ色のベンチが並んでいるのですぐ分かります。
「テグ」と言えばチケットをくれます。バスの時刻も書いてあります。

チケット売り場。この右手にベンチあり。
これでまたテグに戻ります。終点なので大丈夫です。

お話は続く・・・。

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