三国峠2016/07/03 00:09

先月、伯母の見舞いの帰りに三国峠をハイキングしました。
苗場スキー場を更に南下して、三国トンネル手前から登ります。既に車が数台停まっていて、驚きました。
昔の峠道だったそうで、予想以上に広い道で、緑の中を妹とのんびり歩きました。
入口には大きな標識がありました。朝8時に出発です。


高尾でいうと、日影沢のような感じです。が、意外としっかり登ります。


アキノタムラソウが沢山咲いていました。鳥のさえずりを聞きながらの散策で、
小一時間で峠に到着です。
鳥居と祠、そして石碑があります。見上げると三国山が見えます。



興味深いのは、峠を越えた人たちの名前です。拡大してごらんください。
(画像上でクリックしてください。)

軽装だったので、少しだけ登ってみました。
木道でよく整備されています。
下に鳥居が見えました。

この辺りまで登ると少し展望も開け、花が綺麗です。


山頂まで足を延ばしたい誘惑にかられましたが、無理をせず、引き返しました。

咲き始めのニッコウキスゲ。


ベニサラサドウダン

エンレイソウは実になっていました。

平標から縦走する人たちが沢山降りてきました。
次に行くときは縦走したいものです。 (^^)/
久しぶりのプチハイキングを楽しみました。

なお、峠まではゆっくり歩いて50分かかりました。下りは30分でした。

定点観測 高尾山2016/07/03 23:03

7月に入ったばかりなのに猛烈な暑さの中、久しぶりに高尾を歩きました。
どんなに疲れていても、昼までぐだぐだ寝ているよりは、山を歩いた方が遥かにましですね。
Mさんと一緒にのんびり歩いてきました。

今年は花が早いと言いますが、もう夏の花が咲き始めていました。
見慣れた花ですが、毎回何かしら発見があるのが高尾の魅力ですね。
ミゾソバ(葉の形から、ウシノヒタイ 牛の額 とも。)
この小さい花にピントを合わせるのは至難の業です。

これはオオバジャノヒゲです。↓

ヤマホタルブクロ、もう終わりかけです。下の方は、実になっていますね。


もうメインルートでは満開でした。
オカトラノオ

で、お約束のタカトウダイです。


ルーペの世界ですね。(^^♪

その他、超メインルートで、意外な花を見つけてしまいました。
来年の6月が楽しみです。
ヤマユリも気が早く、そろそろつぼみも膨らんでいました。
ウツボグサも咲いていましたね。
城山で小一時間、まったりとお茶タイムを過ごし、超お気軽にリフトで降りました。
高尾山口ではおそばを食べ、英気を養って家に戻りました。(^^)/

富士山お中道2016/07/25 00:13

お天気に恵まれ、涼しくて楽なコースを歩いてきました。
大月から「富士山五合目切符」3620円を利用し、バスで富士山へ。
五合目の手前、「御庭」で降ります。
立派なトイレ舎や駐車スペースがあります。ただし、この期間はマイカー規制で一般車は入れません。

<click! の文字のある画像は拡大できます。>




すぐに花がお出迎え。

最初は石畳の静かな道を歩きます。


ほぼ全行程で見られた、オノエイタドリ(尾上虎丈)。
白から赤まで見事です。


赤いのはメイゲツソウと呼ばれるとか。

日当たりのよい場所では、大群落を作っています。




ハクサン・シャクナゲも見事です。


時折富士山が顔を覗かせるようになると、少し登りはじめます。少し息が上がる気がするのはやっぱり標高が高いせいでしょう。


青空と富士山がお出迎え!


廃屋はお中道(五合目から大沢崩れまでの道)との出合いあたり。
大きな富士山をアップでどうぞ!


お中道へ向かいます。
途中、砂礫地にロープが張ってあり、コマクサの保護と、あとは雪崩による崩落があって危険という表示でした。
が、その先のお中道の石畳の道には特にロープや禁止の掲示もなく、迷ったものの、危険のないところまで行ってみることにしました。

↑ クリックで拡大します。

分岐は分かりにくいかもしれません。「大沢崩れ」という木柱があり、そこを左に入ります。
なお、帰りに確認したのですが、そのまま直進すると林道は途中に車止めがあり、その少し先の小さな枝道を左に上がっていくとお中道に合流します。

最初はかなり狭く踏み跡程度なので、初心者は林道経由の方がいいかもしれません。暫くは静かな森を歩きます。



苔生した静かな道です。鳥の声が響きます。
林床の植物は地味ですが、立派なランです。

ミヤマフタバラン

花はこんな感じです。カナダにも同種がありました。

緑色のもありました。

面白い形ですね。

実は、うじゃうじゃという形容詞がぴったりなほど、あちこちに群生していました。(^-^;

久しぶりにキソチドリにも会えました。


その後、2組のパーティーとすれ違い、滑沢(なめさわ)に崩落があって、その先はいけないので引き返してきたとのことでした。
標識の意味はこれだったようです。一応そこまで行ってみました。

ガスがかかってきたので、崩落地点の確認はしませんでしたが、明らかにこの沢だと分かりましたので、そこで昼食にして、あとは引き返しました。

帰りは速いこと!途中で林道に降り、朝の廃屋地点まで30分で戻り、あとは五合目を目指しました。
ここからは日当たりのよい砂礫地、花も変わります。


レンゲのようなムラサキ・モメンヅル

タイツリオオギ

フジハタザオ

これも久しぶり、ミヤマオトコヨモギ

日陰には、イチヤクソウ。


花が片側に寄るのはコ(小)イチヤクソウ。


白花では、ほかにコバノ(小葉の)イチヤクソウもありました。
ベニバナイチヤクソウは群落を作っていましたが、花はほぼ終わりでした。

平坦な道を進むと五合目に出ます。ここにもお中道の標識があります。


五合目の喧騒に引き戻されました。