「憧れの」高尾山2017/04/30 11:33

 富山に住む従兄夫婦が、連休を利用して高尾山に登りたいというので案内してきました。テレビ等でよく紹介されるため、ハイキング好きな従兄の奥さんが登りたいとずっと願っていたそうです。私も案内パンフ等を送った手前、案内を買って出ることに。
 連休だし一体どれくらい混むか、想像すらできず、随分心配しましたが、すべては結果オーライでした。これは多分、従兄の日頃の行いが良いからでしょう。

 駅で待ち合わせると、意外や意外、普段の休日よりも空いており、肩透かしを食らいました。午後から雷雨の予報もあり、もっと天気の安定した日にと思った人が多かったのかもしれません。

 比較的早く高尾山口に着いたため、まずは定番の6号路から。そして、私にとっては一体何年振り?という、琵琶滝からの一気の急登を頑張ってもらい、2号路へ向かいます。
この時点で、昨夜仕事を終えてから車を飛ばし、八ヶ岳で一泊後、朝6時前にまた運転してきた従兄はバテバテ。荷物は極端に重くはないものの、それなりの重さです。
 そこで、このところ、2週連続で体調イマイチの私としては意を決し、荷物を分担。ミラーレスカメラ、ペットボトル2本、おにぎり3個(!)を私のザックに入れ、
「歩荷」開始(笑)。
従兄がバテバテで、その結果、亀の歩み+随時休憩=私は絶好調!(*^^)v
 余裕の表情の奥さんの顔を見て、3号路に入ります。距離は長いものの、等高線沿いで、静かな森を楽しめるコースです。ここなら従兄も少し山を楽しめるかなと思って。案の定、従兄は回復。話も弾み始めました。

 そこで、私も比較的珍しい花に限って、プチ・レクチャー開始(笑)。3号路にこんなに多いとは思わなかった、ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)から。


久しぶりのギンリョウソウ。

最後は、タチガシワ(立柏)


勿論他にもいろいろ咲いていたのですが、撮る余裕がなくて・・・。
(スミレはこのコース上は、マルバスミレ位。あとは全部終わっていました。ニリンソウ、ツルカノコソウ、ヤマルリソウなど。あまり多くはありませんが・・・。)

最後はまた少し登りがきつくなりましたが、頑張って無事登頂!
うっすらと富士山も見え、喜んでくれました。


下山は、もちろん、薬王院に立ち寄りました。お守りを買い、さあどこを下りようかなと思ったら、やっぱり従兄がまた体調不良でトイレへ直行。
そこで、無理なくリフトで降りることにしました。これも列が殆どなくてびっくり。
従兄もリフトは大好きということで、図らずも奥さんを残し、二人で並んで乗ってしまいました(笑)。従兄と高尾に登る日が来るとは、夢にも思いませんでしたが、距離がずっと縮まって、新潟の従兄も含め、また父方の従兄全員で会いたいね、となりました。(従兄の妹である従姉と、私の妹、あとは新潟の従兄の5人が父方のいとこです。)

 伯父に似て、実直・堅実な従兄。高速道路でも絶対に速度オーバーせず、90キロまでしか出さないので、ここまで来るのは大変だったと思いますが、いろいろ「奥の手」を考え、事情をよく知る私が宿と駐車場の手配もしてあげたので、喜んでくれました。
しかし、「29日は空いていますか?」とメールが来たのが1週間前。「宿は取りましたか?」→「Reikoさんの予定を聞いてからと思って。」→「えー!?GWなので空いてませんよ!」なんて答えたものの、調べると意外とあちこち空いていることにも驚きました。しかも、高速も、逆コースになるので渋滞無し。
 従兄は帰り道、またゆっくり安全運転で帰ることでしょう。
今度は花の多い、裏コースをゆっくり案内したいものです。
 
 私自身は、荷物も持てたし、亀の歩みながら、やっと元の体調に戻ったかな?と感じられて嬉しかった1日でした。

 そして、にわか雨と大きな雷鳴に驚かされたのは、駅のホームで。
雨にも遭わず、傘も不要で、従兄たちは無事ホテルに戻ったのでした。

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