陣馬山2017/05/02 22:39

GWに突入し、私も山三昧です(笑)。
同級生Jちゃんと、陣馬山へ。
藤野からのバスは平日のせいか、ガラガラです。和田で降りると鯉のぼりがお出迎え。もう5月なんですね~。


和田からは、バス停から15分程歩いた、上の方の登山口にしました。


早速迎えてくれたのは、イカリソウ。




見事な花がずっと続きます。
そして、フデリンドウも。


静かな自然林からは柔らかい光がこぼれ、若葉の中を気持ちよく歩きます。
Jちゃんも、この雰囲気をとても気に入ってくれたようです。

私が目を奪われたのは、これ。


花は終わっていますが、ヒナスミレの大群落! これは来年要チェックです。

登山口から1時間ほどで、一ノ尾根に合流します。ベンチもあり、一服。
すると、同じバスで、先に「陣馬山登山口」で降りた人たちが登ってきました。

ここまでくれば、山頂ももうすぐ。道は緩やかになり、おしゃべりも弾みます。
時折、高いところから桜の花びらが舞い落りて、思わず上を見上げます。
随分高いところに花をつけていました。

さて、20分もすれば山頂が見えてきます。最後の階段、ここは私の体調チェックの基準でもあります。一気に登れれば絶好調、何度か休めば不良です。
階段脇のエイザンスミレに袖を引かれ、カメラをむけました。


何だかこの花も、独特な雰囲気ですね。
で、お蔭様で楽に登れて、一安心。分岐からはこの日も予報が良くないので、テーブルとベンチのあるここで、早めのお昼です。
でも、見る見るうちに空模様が怪しくなってきました。
コーヒーを飲み終えたら、欲張らずに陣馬高原下のバス停に下ることにします。
通り道の菫たちにちょっとご挨拶しながら・・・。


アカネスミレも群落になっています。ここのは、ちょっと薄め。
ニリンソウの群落も。
そして、ミツバツツジも新緑に映えて、本当にいい季節ですね。


・・・などと写真を撮っていたら、もう雨が落ちてきました。
今日も折り畳みを取り出して、大降りにならないうちにさっさと下山開始。
12時にはバス停に到着していました。

途中駅でちょっとお茶をしながら、充実の山行を終えました。
Jちゃん、また花咲く山をご一緒しましょうね!

秋吉台2017/05/19 00:10

秋芳洞と、秋吉台の珍しい花を楽しんできました。

秋芳洞入口

百枚皿

巌窟王さんだそうです。↓

洞内を一往復しました。↓

若竹山を目指して。


ソクシンラン(束心蘭)

カノコソウ

ミヤコグサ

ハナタツナミソウ?

何アザミでしょうか。

タカサゴソウ

オカオグルマ(丘小車)

ハシナガヤマサギソウ(嘴長山鷺草)

ハシナガヤマサギソウのアップ
距(ベロのような部分)も、「尻尾」も長~いですね!

結構目立っていた、ヘラオオバコ(箆大葉子)。

花のアップ。やっぱり外来種だそうです。

沢山咲いていて嬉しかった、ホタルカズラ。

何スミレでしょう。もう種になっています。
多分、『スミレ』?

会いたかったのはこちら。


すっかり「翁」の姿になっています。


オキナグサ。咲いているところ、見たいなあ~。

秋吉台、季節を変えてまた行って見たいところでした。

高尾山の宝物2017/05/22 12:16

ミシュランの星がついて以来、高尾山を訪れるハイカーは激増しました。
それに伴い、ロープの設置や階段の整備等、施設面の整備も一気に進みました。
ネット上に溢れる情報の威力も相当なもので、少し前までは知る人ぞ知る花のありかも、万人に知れるほどになりました。それらの1部には、今ではしっかりと観察路が出来てしまっていて、非常に複雑な思いです。

またレンジャーの保護活動の結果、希少種にはタグがつけられ、ある意味で非常に目立つようにもなりました。たくさんの人の目で守ることができるかもしれない反面、不心得者にはありかを明示することにもなり、両刃の剣という気もします。
これらの宝物、みんなで大切にいつまでも残したいものです。決して採取してはいけません。誰でも見られ、誰もが守る、そんな環境をぜひ作っていきたいものです。

登山道から誰でもみられるキンラン(金蘭)。


いつまでも残ってほしい花。




初めて見つけた、サツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壺)


取る(撮る)のは、写真だけにしましょう。
詳細な場所を書くのも、控えましょう。
山中に分け入らずともみられる場所に咲いているのですが・・・。