焼津から静岡へ2017/04/02 12:51

冷たい雨が降りしきる中、青春18きっぷをフルに利用して、遠征してきました。
何と「や」さんに送迎していただいて、山頂近くまで行ってしまうという楽々山行になりました。
見たかった花はピンポイントでしっかり確認できました。



見事にピンボケ!

お昼を食べたら車まで戻って、市内某所まで送って頂いちゃいました。
(母校です。)

それから浅間神社にお参りし、私たちは駅まで歩きました。
折しも静岡まつりの最中で・・・


芸能人の「大御所」さんでした。

帰りの乗り継ぎもよく、大遠征も無事終わりました。
「や」さんには大変お世話になりました。

そして、次は夏の甲子園で再会できますように!

スミレ三昧2017/04/15 21:49

今日は、久しぶりの山。
玄関先で靴を履き、いつもよりは軽いはずのザックを背負ったとたん、
う、重い!
風邪で引きこもっていただけに、まだ全然体力が回復していません。
でもでも、スミレは今が盛りのはず! 
どうしても会いたい!!
という訳で、喘ぎながらも何とか登り、1年ぶりのスミレを楽しみました。

まずはニリンソウのお出迎え。

地味だけど、かわいいトウゴクサバノオ(東国鯖の尾)も好き。

珍しくはないけれど、群落を作って綺麗なタチツボスミレ。

大きくて目立つのはナガバノスミレサイシン。(長葉の菫細辛)
白花と紫があります。


それから、ヒカゲスミレ。

紫の濃い筋と、全体に毛深いのが特徴です。
この葉がこげ茶になると、タカオスミレ。
来週も楽しめそうです。

 タカオスミレ↑

ヤマルリソウも咲き始めました。


かなり上まで登ってくると、コスミレに会えます。


これも花の色の個体差が大きくて、↑の花はかなり薄いですが、花弁全体に筋が入るのも見分けるポイントの1つです。


花つきが良くて、ブーケのように咲いているのも特徴です。


ニオイタチツボスミレも咲いています。
少し色は薄めのタイプですね。


さて、もうすぐ城山かな~というあたりではアカネスミレがお出迎えです。
色は名前の通りの茜色。
デジカメではどうしても青みがかってしまいますが。




マルバスミレもかわいいですね。
今日は白花だけで、ピンク色のタイプには出会いませんでした。


いつも見事なエイザンスミレ

ピンク色のプリンセス、ヒナスミレ。そろそろ終わりかけです。

やっと見つけた、咲き残りのアオイスミレ。
春一番に咲くスミレです。


写真を撮る余裕がなかったので名前だけ挙げておくと、
他に見られた花は、
カントウミヤマカタバミ、ヤマハコベ、ツルカノコソウ、キジムシロ、シャガ(咲き始めました)、コチャルメルソウ、ムラサキケマン、キケマン、センボンヤリ、・・・。

今日の登りはバテバテ。本当に苦しかったです。
きっと来週からは少し楽に歩けるでしょう。

★今日見られたスミレ★
タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、ヒナスミレ、エイザンスミレ、
マルバスミレ、ヒナスミレ、アカネスミレ、ニオイタチツボスミレ、コスミレ、
タカオスミレ(ヒカゲスミレ)、
アオイスミレ、ニョイスミレの12種類!

スミレ 第2弾2017/04/25 23:26

土曜日には生藤山から和田峠まで歩いてスミレ探しをしました。
先週は見られなかった種類を楽しみました。

早速迎えてくれたのは、乙女スミレ。
タチツボスミレのうち、距のみが薄紫色を残した白いスミレです。


それから楽しみにしていたコスミレは、以前見た場所はもう終わりでした。
でも和田峠でも見られましたよ。


これは少し薄い色の花ですね。

さて、このコースでのお楽しみその1は、ヒゴスミレです。
白い花にパセリのような細い切れ込みが5角形に広がる葉が特徴です。



同じように葉が切れ込むエイザンスミレですが、
比べてみると全然違いますね。
この子は特にピンクが濃くて美人さんでした。


お楽しみ その2は、名前の通りの美しい色を持つ、アケボノスミレ。
開花時にはまだ葉が展開しておらず、くるっと巻いているのが特徴です。
柔らかいピンク色で、優しい感じがなんとも言えません。


さて、先週は高尾で盛りを迎えていた、ナガバノスミレサイシン。
長い葉が特徴ですね。山麓は終わっていましたが、このルートは標高が少し高くなると、まだ綺麗に咲いていました。花は大き目で、スッキリした印象です。


ここで一番のお楽しみは、交雑種の菫です。
これは、アケボノスミレ×ナガバノスミレサイシン=ナガバノ曙スミレ です。
この画像の上の2つの菫をよく見比べてください。


花の色は曙スミレに近い赤紫で、葉の長さは長葉の菫細辛と同じように長いですが、幅が少し広めで、まだ巻いています。
両者の特徴をとてもよく残していますね。初めて見たときは感動しました。

(ちょっとピントが甘いなあと思ったら、何と、1/10秒でした。(^-^;
我ながらよく撮れたなあと思います(笑)。)


甘草水の分岐では、山桜が綺麗でした。



稜線にはこんな花も。


ここでカタクリに会えるとは思いませんでした。

他に会った花は、
タチツボスミレ、アカネスミレ(随分色が薄いものでした)、マルバスミレ、
ニオイタチツボスミレ、トウゴクミツバツツジ、など。

最後は雨が降ってきましたが、無事陣馬高原下に降りました。

「憧れの」高尾山2017/04/30 11:33

 富山に住む従兄夫婦が、連休を利用して高尾山に登りたいというので案内してきました。テレビ等でよく紹介されるため、ハイキング好きな従兄の奥さんが登りたいとずっと願っていたそうです。私も案内パンフ等を送った手前、案内を買って出ることに。
 連休だし一体どれくらい混むか、想像すらできず、随分心配しましたが、すべては結果オーライでした。これは多分、従兄の日頃の行いが良いからでしょう。

 駅で待ち合わせると、意外や意外、普段の休日よりも空いており、肩透かしを食らいました。午後から雷雨の予報もあり、もっと天気の安定した日にと思った人が多かったのかもしれません。

 比較的早く高尾山口に着いたため、まずは定番の6号路から。そして、私にとっては一体何年振り?という、琵琶滝からの一気の急登を頑張ってもらい、2号路へ向かいます。
この時点で、昨夜仕事を終えてから車を飛ばし、八ヶ岳で一泊後、朝6時前にまた運転してきた従兄はバテバテ。荷物は極端に重くはないものの、それなりの重さです。
 そこで、このところ、2週連続で体調イマイチの私としては意を決し、荷物を分担。ミラーレスカメラ、ペットボトル2本、おにぎり3個(!)を私のザックに入れ、
「歩荷」開始(笑)。
従兄がバテバテで、その結果、亀の歩み+随時休憩=私は絶好調!(*^^)v
 余裕の表情の奥さんの顔を見て、3号路に入ります。距離は長いものの、等高線沿いで、静かな森を楽しめるコースです。ここなら従兄も少し山を楽しめるかなと思って。案の定、従兄は回復。話も弾み始めました。

 そこで、私も比較的珍しい花に限って、プチ・レクチャー開始(笑)。3号路にこんなに多いとは思わなかった、ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)から。


久しぶりのギンリョウソウ。

最後は、タチガシワ(立柏)


勿論他にもいろいろ咲いていたのですが、撮る余裕がなくて・・・。
(スミレはこのコース上は、マルバスミレ位。あとは全部終わっていました。ニリンソウ、ツルカノコソウ、ヤマルリソウなど。あまり多くはありませんが・・・。)

最後はまた少し登りがきつくなりましたが、頑張って無事登頂!
うっすらと富士山も見え、喜んでくれました。


下山は、もちろん、薬王院に立ち寄りました。お守りを買い、さあどこを下りようかなと思ったら、やっぱり従兄がまた体調不良でトイレへ直行。
そこで、無理なくリフトで降りることにしました。これも列が殆どなくてびっくり。
従兄もリフトは大好きということで、図らずも奥さんを残し、二人で並んで乗ってしまいました(笑)。従兄と高尾に登る日が来るとは、夢にも思いませんでしたが、距離がずっと縮まって、新潟の従兄も含め、また父方の従兄全員で会いたいね、となりました。(従兄の妹である従姉と、私の妹、あとは新潟の従兄の5人が父方のいとこです。)

 伯父に似て、実直・堅実な従兄。高速道路でも絶対に速度オーバーせず、90キロまでしか出さないので、ここまで来るのは大変だったと思いますが、いろいろ「奥の手」を考え、事情をよく知る私が宿と駐車場の手配もしてあげたので、喜んでくれました。
しかし、「29日は空いていますか?」とメールが来たのが1週間前。「宿は取りましたか?」→「Reikoさんの予定を聞いてからと思って。」→「えー!?GWなので空いてませんよ!」なんて答えたものの、調べると意外とあちこち空いていることにも驚きました。しかも、高速も、逆コースになるので渋滞無し。
 従兄は帰り道、またゆっくり安全運転で帰ることでしょう。
今度は花の多い、裏コースをゆっくり案内したいものです。
 
 私自身は、荷物も持てたし、亀の歩みながら、やっと元の体調に戻ったかな?と感じられて嬉しかった1日でした。

 そして、にわか雨と大きな雷鳴に驚かされたのは、駅のホームで。
雨にも遭わず、傘も不要で、従兄たちは無事ホテルに戻ったのでした。